先日、ボーっとtwitterを眺めていたら、人生の先輩たちの名言が飛び込んできました。
「人より秀でたいと思うときは、自分で探してでもライバルを見つけなきゃ駄目(中尾ミエ)」
「叱ってくれる人がいなくなったら、探してでも見つけなさい(永六輔)」
大げさではなく、心に「ズドン…」と来るものがありました。
30代も後半になり、40代になってくると、一緒に戦える仲間は増えても、ライバルや叱ってくれる人が“不在”になってしまうことが多く、事実、そういう人は少なくないと思います。ここで重要なのは、ライバル“っぽい”人や、たまに注意、指摘をしてくれるレベルの人ではなく、本気でライバルと認め合える人であり、嫌われるリスクを負ってでも本気で叱ってくれる人であるか? ということです。
では、ライバルや叱ってくれる人がいないと、どうなるのか?
自分自身の成長が鈍化するだけでなく、間違った方向に行きそうになったとき、気づかせてくれるのがライバルであり、叱ってくれる人です。その存在が不在だと、間違った道を歩いても気づかず、気づいたときには時すでに遅し…となることがあるのです。
おそらく中尾ミエさんも、永六輔さんも、ライバルや叱ってくれる人に救われてきた経験があるのだと思います。そして、芸能界という厳しい世界で、ライバルや叱ってくれる人がいなくて、落ちていった人もたくさん見ているのではないでしょうか。
本気でライバルと認め合える人はいますか?
本気で叱ってくれる人はいますか?
思い浮かぶ人がいなければ、探してでも見つけないといけない。
今日は自戒を込めて。