聞く姿勢も、アピールである。
会社説明会や講義で話をしていると、「この話にあまり興味がないのかな…」と見えてしまう人がいます。でも、そのあとに一対一で話をすると、「えっ、そんなに情熱的で、本気な人だったの? 聞く姿勢はあんなだったのに?」と、驚いてしまうことがあります。
これ、本当にもったいないことです。
もし、一対一で話をする機会がなければ、その情熱が伝わらず、来るべきだったチャンスも来ないまま、終わってしまうことがあるからです。
会社説明会にしても、講義にしても、話をする人は気分よく話をしたいので、“聞く姿勢ができている人”を見る回数が増えます。
いい印象を持ちながら顔を見てもらう回数が増えると、印象はさらによくなるし、顔も覚えてもらえる可能性も高くなる。その結果、チャンスも巡ってくる。そう、聞く姿勢もアピールであり、意識して磨いていくべきスキルなのです。
相手が気持ちよく話せる姿勢、表情とは、どのようなものか?
今日も某デジタル系スクールで会社説明会を行ったのですが、一生懸命頷いてくれたり、本気の目でこちらを見つめてくる人がいると、本当に話しやすくなるし、その人を見ながら話したくなる。そういう人はやはり、面接に入ったとき、一歩リードしています。もちろん、面接の内容が一番大事ではあるのですが…。
自分の聞く姿勢は、話し手からどう見えるか?
実際に話をした人から印象を聞いてみるもよし。本気で考え、分析し、聞く姿勢を磨いていくことで、間違いなく自分の取り巻く環境や流れは大きく変わっていきます。
どうすればいいか迷ったら、全力で頷く。それだけできっと、道は拓けるはずです。