先週末、生まれてはじめて人間ドッグで胃カメラをやりました。
ここ最近、胃がキリキリしていたので、「もしかしたら…」とずっと不安だったのですが、おかげさまで胃だけでなく、すべての数値が至って健康でした。
でも…。
今日は1日、「心と体のメンテナンスデー」にしました。
なぜなら、「これ以上無理をすると、ちょっと体がヤバいかも…」と直感的に感じたからです。人間ドッグの数値がよかったとはいえ、この直感的にヤバいという感覚は、無視してはダメだな、と。きっと、人間ドッグの数値ではわからない、“何か”のアラートに違いない。むしろ、人間ドッグの数値よりも、こういう自分の感覚を大事にすべきだとさえ思っています。
なので今日は、仕事が溜まっていますが、休みました。
で、心と体のメンテナンスをしていたわけですが、たまたま行った場所で、1冊の雑誌が置いてあり…。
それが私の人生を変えた1冊でもある、雑誌『Number』の最新号「三浦知良、50歳 まだやるよ」。久々にじっくりと、面白い記事を読みました。(この特集、カズファンじゃなくても、“買い”です。ビジネスマンにとって、たくさんの学びが得られる記事が満載です)
三浦知良さんは、生き方すべてが、憧れの人。10代の頃から大ファンでした。
その人が、もう50歳。憧れの人が年齢を重ねると、ちょっと悲しくなったりもするものですが、カズさんはどんどんかっこよくなり、憧れが強くなっていくというか…。
こんな50歳、いますか? もちろん、努力あってこその、今です。
インタビュー記事の中で、さすがだなぁと思ったことをひとつ紹介すると、去年1年間ほとんど、お酒を断っていたというエピソード。
今までも当然、試合前にはお酒を飲まなかったのですが、休みの前の日も飲むのをやめたそうです。その結果、やる気と集中力が断然高まり、朝の倦怠感みたいなものもなくなり、精神が研ぎ澄まされていくような感じがある、と。そこまでするのは、ただサッカーを続けているだけでなく、若い人と同じように練習できないと嫌で、チームに貢献し、素晴らしいプレーができてはじめて、年齢を重ねている意味があると考えているからだそうです。
カズさんを見ていて思うのは、第一線で活躍し続け、気持ちも体も見た目も若く、イキイキとした生き方ができる自分でいるためには、若い頃の自分に負けない情熱を持ち続け、「もっと進化できるんじゃないか?」という向上心と、それを精力的に実行していくストイックさが欠かせないということ。
しかもカズさんは、ただストイックにやるだけでなく、心と体のメンテナンスにも徹底的にこだわる人でもあります。これからもそれらを見習って、自分の体を大事にしながら、情熱と向上心とストイックを持って、明日からまた頑張りたいと思いました。にしても、かっこいい50歳です…。
Number 922号 三浦知良、50歳 まだやるよ。