自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

仕事ができる人、成長できる人の見極め方

私の周囲にいる人で、「仕事道具にこだわりもないし、仕事道具を大切にしない人だなぁ」と感じる人に、仕事ができる人もいなければ、成長している人もいません。

 

こだわるとは、決して高級品やデザイン性の高いモノを使っているということではありません。自分が使いやすく、使っているだけで気持ちよくなれる仕事道具を“こだわりを持って選んでいる”ということです。
あくまでも私が知る限りの話ではありますが、仕事ができる人、成長できる人は、そんなこだわりの仕事道具をしっかりと手入れし、大切に使い続けられる人であり、道具に愛着が持てる人。ここに例外はありません。

 

仕事道具を大切にできる人は、その仕事道具をつくってくれた人に感謝もできるし、その道具を使える“今の仕事”にも感謝できる。そう、感謝ができる人だからこそ、人を想うことができるので、必然的に仕事もできるようになる。結果、チャンスも巡ってくるので、さらに成長もできる…というわけです。

今日、私が撮影させていただいた「かづの銘酒」のつくり手の皆さんも、本当に道具を大事にされていました。鹿角は水がきれいだし、おいしいお米も手に入るから、当然おいしい日本酒ができる? いえいえ、やはりつくり手の皆さんが心を込めてつくっているからです。当たり前です。心を込めて日本酒をつくれるからこそ、道具も大切にできるし、道具を大切にできる人たちだからこそ、心を込めて日本酒がつくれる。

 

最近、いつ仕事道具を手入れしましたか?
もっと仕事ができるようになりたい! 成長したい! という人は、仕事道具の手入れをしてみましょう。そのちょっとした時間の積み重ねが、とてつもなく大きな差になるのです。成長できる人は、必ずやっています。