仕事ができる人は、「いいお店」をよく知っています。
30代前半の頃は「いいお店を知っていることの重要さ」が、正直あまりピンと来ていなかったのですが、最近ようやく、その意味がわかってきました。
大事な接待で使うというよりも、仲間、パートナー、同士と呼べる、この先長く付き合っていきたい人との過ごす時間を大事にしたいからこそ、仕事ができる人は、一緒に過ごす場所を選ぶことに“本気”。だから、いい店を知っている。そう、そんな人だからこそ、仕事もできるし、人も集まってくるわけです。
「いいお店」と呼べるお店なんて、今まではこれっぽっちも知りませんでしたが、そんな仕事ができる人たちからいろいろと教えてもらい、少しずつ「いいお店」のストックが増えてきました。よく仕事関係の人や後輩に、「いいお店、知っていますか?」と聞かれたりもするので、今日は東京で気軽に行けて、おいしい日本酒が飲めて、ご飯も美味しいお店を8軒ほど紹介してみます。
姿(神楽坂)
すべておいしいのですが、「れんこんまんじゅう」が本当に旨すぎる。
青玄海(東京 八重洲)
魚と言えば、とにかくここ。締めのいかすみパスタも絶品。
鶏Dining&Bar Goto(新宿)
「究極の親子丼」が注目されがちですが、コースの一品目が最高。
鳥料理 それがし
とにかく鳥料理が美味しい。店員さんの日本酒の話も面白い!
しゃけ小島 本店(代田橋)
鮭好きにはたまらないお店。締めの鮭バターライスと焼きうどんが旨すぎる。
ワノバ(恵比寿)
おいしい野菜が食べたくなったら、まっさきに思い浮かぶ銘店。
魚可津(麻布十番)
メインの魚も、ちょっとした一品も、いちいち美味しい。雰囲気が最高。
后バー有楽(有楽町)
知る人ぞ知る、日本酒の銘店。行けばわかる。とにかく行けば、わかる。
新しい出会いの数に比例して、チャンスや可能性はどんどん広がると考えています。だから、いろいろな人と会って、いろいろな価値観に触れたい。でも最近思うのは、どこで会うかも重要だな、ということ。それは決して、お店だけでなく、とっておきのイベントに招待してもいいし、会わせたい人のオフィスでもいい。
「この人は、この先の自分のキーパーソンになるかもしれない…」と、そんな予感がしたら、会う場所をパパっと適当に決めてしまうのではなく、どこで会うのがベストなのか、じっくりと考えてみてもいいかもしれません。仕事ができる人はたぶん、それをやっています。私も見習いたいと思います。