今、過去最大級の大型映像案件に挑んでいます。
今までの撮影とは求められるスキルと経験が違い、未知数の部分が多いだけあって、いつもよりも少しプレッシャーが大きい…。
今日はその撮影初日だったのですが、「何か違う、何か違う…」と思いながら進めていたのですが、途中で「そうか、こういうことだったのか!」と、わかることがいくつもありました。やはり、何事も「やってみなければ、わからない」。
そう、「やってみなければ、わからない」。
そう感じる出来事が多ければ多いほど、自分が成長している実感があります。だから、「やってみなければ、わからない」という経験をいかに増やせるかを、自分の重要なテーマにしています。今回の大型案件も、現場の責任者としてのプレッシャーが大きい反面、だから自分がどう変わるのか、何が得られるのかと、実はワクワクしていたりもします。
世の中には「やってみなければ、わからない」ことを避けている人が、とても多いような気がします。「これ、うまくいく? 大丈夫?」と、誰かに聞き続けて、いつまで経っても行動しない人です。
確かに未知なることにチャレンジをして、失敗するのは怖いものですが、やってみてわかることで、自分は成長できるし、仕事はもっと楽しくなる。だから、避けている人を見ると、本当にもったいないなぁと思います。
話は変わりますが、実は今日、もうひとつ「やってみて、わかったこと」がありました。
ニッポン手仕事図鑑のビデオグラファーが譲ってくれた一眼レフカメラを手にして、合間合間で自分で撮影をしていたのですが、モニタを覗きながら「そうか、ビデオグラファーたちはこういうところで、きっと迷うんだな」「あのとき、あんなふうに撮ったのは、こういうことだったんだな」と感じたことがありました。それは、カメラを手にしてみたから、わかったこと。これでまた、次の現場でもう少しまともにディレクションができるようになるはずです。
「やってみなければ、わからない」を経験した数だけ、人は成長できる。これからもそれを心に刻みつつ、いろいろとチャレンジしていきたいと思います。