自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

企画書を書き慣れていない人がつまずく「ポイント」

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企画書の書き方を指導する機会が増えてくると、企画書を書き慣れていない人がつまずく傾向が見えてきたりします。
今日はそんな人に向けて、つまずきを解消するための基礎的なアドバイスをひとつ。

 

「すべてを書こうとするな!」

 

慣れていない人は、言いたいことをすべてを書こうとしてしまいます。
それをやってしまうと、途中で自分が本当に伝えたいかことは何か、相手にとって大事なことが何かがわからなくなってくる。何とか企画書としてまとまったとしても、読む相手もあれもこれもと言われているようで、疲れてしまう…。そう、コミュニケーションが成立しない企画書になってしまいます。

 

では、どうすればいいのか?
まず、伝えたいことを書き出してみる。そして、「何を書かないか」を決める。書き出したことをじっくりと眺めてみると、わざわざ書かなくてもいいこと、書く必要のないことがきっと見えてくるはずです。それらを丁寧に削っていくと、“何を書くべきか”が見えてくる。これが大事なのです。何を伝えるべきか、何を書くべきかを、書き手がしっかりと見えている企画書には、メッセージの“強さ”も出てきます。
企画書を書くときに大切なことはたくさんありますが、この基本を強く心に留めておくだけで、企画書の書き方はきっと変わるはずです。

 

ついでにもうひとつ、アドバイスを。

 

「自分にとって、都合のいいゴールを決めるな!」

 

企画書を書き慣れていない人は、相手にとってのベストではなく、自分が「相手をこういう方向に導きたい」が先立ってしまい、自分にとって都合のいいゴールを設定し、そこから逆算して企画書を書いてしまいがちです。そんな企画書、1度は見たことないでしょうか?
これをやってしまうと、理論が破綻したり、メッセージに無理が出て、説得力がなくなる。こういう企画書を書くと、信頼を失ってしまいます。

 

相手の心に届く企画書を書くのは、とても難しいことです。書き慣れていない人にとっては、地獄のような産みの苦しみがあったりする。企画書で苦労している新入社員の方も多いと聞きます。
そんな人たちにとって、忘れてほしくない「基本」のお話でした。