「この仕事、誰に頼もうかな?」
誰かがそんなことを思ったとき、まず頭に思い浮かべてもらえる自分でいられるか? そんな存在感を出していくために、日々自分のスキルを高め、経験を積んでいくことはとても大切です。ただ、よほどの優秀な人でないと、思い出してはもらえない…。そう、人は忘れられるのです。そして、ライバルは次から次へと出てくるのです。
だからこそ、定期的に「私がいるよ〜、忘れないでね〜」と、相手に伝え続けることが大切なのです。
私の周囲にいる、たくさんの仕事が集まってくる人は、人間的な魅力があったり、仕事のスキルが高いのはもちろんですが、自分が忘れられない努力と工夫をしています。そう、いい商品であれば、勝手に売れていくという幻想と同じで、実力があれば、仕事が舞い込んでくるというのは大きな間違い。そんなのは、一部の一流だけ。待っているだけではダメなのです。
大切なのは、定期的な接触をすること。
SNSを上手に活用する人もいれば、一筆一筆、丁寧にお手紙を書いている人もいます。アプローチの方法は、自分のスタイルにあったやり方でいい。とにかく忘れられないように(ウザいと思われない程度に)、定期的に接触をすること。
私は定期的に、自分の仕事の近況報告のメルマガを送っています。多いときは、1ヶ月に1通。少ないときでも、2ヶ月に1通くらいのペースで送ります。
1通送ると、やはり3〜4人くらいから、“いい話”が来ます。そんな人たちからの連絡は嬉しくもありますが、「ああ〜、完全に忘れられてたな…」と思うこともあり、自分の存在感のなさを実感するわけですが…。
それも現実。大切なのは、こういうアクションを起こしつつ、忘れられないようにしながら、新しいチャンスをいただくこと。
もう1度、書きます。
インターネットの世界がさらに進化したことで、周囲にライバルが一気に増えていく時代です。ただ待っているだけでは、ダメなのです。