「会いたいと言っていた人に、必ずと言っていいほど、会えていますよね? どうして?」と聞かれたことがあります。
正直、必ずは会えていないのですが、「会いたい!」と思った人と、会えている数は結構多いかもしれません。では、なぜ会えるのか? 今日は会いたい人に会うための、私なりの方法論を語ってみたいと思います。
結論から言うと、「一気につながろうとしない」こと。
どういうことかというと、誰かに会おうとするとき、ほとんどの人が自分とその人を直接つなげようとします。でも、それはかなり難しい…。
ちょっとややこしい表現になりますが、私はこのようにつながっていきます。
まず、会いたい人(A)の周辺にいる人たち(B)を想像します。そして、その周辺にいる人たちの、さらに周辺にいる人たち(C)を想像します。“さらに周辺にいる人(C)”であれば、自分の周囲の人とつながっている可能性が高くなるのです。その人から辿っていき、さらに周辺にいる人(C)とつながり、その人から周辺にいる人(B)につなげてもらい、最後に会いたい人(A)にたどり着くわけです。やっぱり、ややこしいですね…。
私が「このやり方、結構いいかも」と思ったのは、とある仕事をやっているとき、どうしてもテレビ番組の「ワールドビジネスサテライト」のプロデューサーとつながりたくて、このやり方を試したのですが、見事にお会いできました。もちろん、それなりの時間はかかりましたが…。でもそれは、当然のことです。相手は大手のテレビ局で、しかもプロデューサーの立場の人ですから。とはいえ、会えるのです。
私は粘りと工夫があれば、会いたい人には会えると思っています。
簡単ではありませんし、時間を無駄にするかもしれません。でも、会えたときはとても大きなものが得られます。だから、粘りと工夫を忘れず、会いたい人や企業につながっていくことを日々考えています。