今日は鹿角市の撮影3日目。旧関善酒店の囲炉裏を囲み、移住者の対談を行いました。素晴らしいお話を聞かせていただき、心から感謝しています。ありがとうございました!
そして、私たち撮影チームの分まで食事を用意してくれたお母さん。新米でつくられたきりたんぽ、鹿角で採れた野菜でつくったきゅうりの浅漬やなます、山菜の煮物、北限の桃…もう、すべてが最高でした。ごちそうさまでした!
そんなおいしい食材に連日感動していますが、実はそれよりも鹿角市に来て驚いていることがあります。それは、とにかく「断られない」ということ。
企業や個人商店、個人を問わず、急なお願いをしても「鹿角市のためになるなら…」と、進んで協力をしてくれる。少し無理なお願い、突発的なお願いをしているにもかかわらず、1回も断られていません。そう、何十回といろいろな人に、いろいろなお願いをしているにもかかわらず、誰ひとりと断らない。これは本当にすごいな、と。
どんな仕事もそうですが、相手に本気になってほしいときは、まずは自分が本気になることが大切。クライアントの立場だったとしても、協力できることは何でもする。お金を払っているんだからと言って、相手任せにしないことはとても大切です。そうすることで、相手は「期待に応えよう!」と本気になります。結果、クライアントと受注者は一致団結でき、自然と結果も必ずついてくる。もちろん、仕事も楽しくやれる。
鹿角市役所の人たち、そして鹿角市の人たちには、「絶対に期待に応えたい!」と本気にならないわけがないというくらいに、自分たちから積極的に協力をしてくれます。そして、相手に敬意をもって、「よろしくお願いします」と笑顔で言える。
相手を本気にさせて、一致団結して、楽しく仕事をする。そのために必要な当たり前のことを、改めて鹿角市で気づかせてもらいました。