自分の仕事を、自分でつくっていくためには、「頼られる人」であることが大切です。
では、頼られる人とは、どういう人か。
自分がまともにできていないのを棚に上げつつ、3つのポイントを挙げてみたいと思います。
ひとつ目は、自信を持って話すこと、です。
プレゼンするときも、会議で発言するときも、誰かにアドバイスをするときも、とにかく「あれっ、大丈夫?」「自信がないのかな?」と思われないように話す。自信満々に話す。自信がなくても…。
特にはじめて仕事をする相手だったり、まだコミュニケーションがしっかり取れていない相手に対して、自信を持って話すことは本当に大切です。仕事のクオリティも大切ですが、それよりも多くの人が、その話っぷりで「この先、この人と一緒に仕事をするべきか」を判断しているような気がします。だから、自信を持っていると“見える”ように話す。相手を不安にさせない。そのために裏で、必死に準備することも大切です。
そして、ふたつ目。他人を頼れること、です。
人を頼りにできるということは、人を信頼していることでもあります。人を信頼して、何かを教えてもらったり、仕事を任せたりできる人は、「相手を信頼しているよ!」という空気が出せる。信頼されていると感じるからこそ、相手は信頼できる。頼るというと、仕事を効率的に進めることや危機管理にフォーカスされたりもしますが、大切なコミュニケーションでもあります。意外に、人を頼れない人が多い…。
最後は、謝れること、です。
普通の人なら、ここで謝りづらいな…と思うシーンのときでも、思いっきり潔く謝れる。ちょっとしたミスなどは、何となくうやむやにして、ほとぼりが冷めるのを…と思ったりもしてしまいますが、そんなときこそ、「私の責任です!」とスパッと言える。責任を負う覚悟を感じる人を、やっぱり人は頼りにします。
言うは易し。
自分が頼られる人になるために、肝に銘じておきたいことでした。