自分の仕事は、自分でつくる

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褒め上手になる、タイプ別の褒め方

某大手スポーツクラブの社員研修を見学させていただきました。

 

短時間の中でいろいろと面白いワークがあったのですが、中でも「あっ、これはよく考えたことがなかったな…」と反省したのが、「どういうことを、どのように褒められたら嬉しいか?」というワークです。自分の褒められポイントを理解することで、他人の言葉の受け取り方やモチベーションを維持なども確かに変わってきます。

 

これは自分自身のことだけでなく、後輩や部下、関係業者、フリーランスなど、相手がどういうことを、どのように褒められたら嬉しいかをじっくりと考え、見つけることで、コミュニケーションの密度は濃くすることにもつながります。せっかくいただいた機会なので、もう少しじっくりと、自分と周囲の人の褒められポイントを考えてみたいと思います。

 

また、そのときに講師の方がお話をしてくれた、褒め上手になるためのタイプ別の褒め方、叱り方も非常に興味深かったです。

 

簡単にまとめると…。

 

結果重視の「結果第一型」

「!」が付くような褒め方が向いている。「さすが」「すごい」「最高」など、冗長な言葉よりも端的な言葉で褒める。回りくどい褒め方では、褒められていないと感じることもある。

 

プロセス重視の「コツコツ型」

見ていたことを伝える褒め方が向いている。「いつもありがとう」「よく頑張ってくれていたね」「あなたの努力で成功した」など。また、「◯◯さんが褒めていたよ」といった間接的な褒め方も有効。

 

オリジナリティ重視の「工夫型」

どこを工夫したのかをしっかりと聞いた上で、「なるほど、それは独創的だね」「それはあなたにしかできないことだ」「ひと味違うね」など、オリジナリティや創意工夫について褒める。

 

講師の方も単純に当てはまるわけではないとおっしゃっていましたが、相手の性格やタイプをしっかりと見極めた上で、褒めてあげること、認めてあげることはすごく大切なことです。当たり前の話ですが、ひとりひとり性格が違えば、褒め方も違います。褒め上手になることで、自分の仕事のクオリティやスピードも、もっともっと上がっていきます。自分のためにも、褒め上手になることは大切です。

 

自分はもちろん、周囲の人の褒められポイント、しっかりと把握できているでしょうか? 
叱り方は…長くなったので割愛します。