今年はさまざまな人が、世間から痛烈な批判を浴びました。小保方晴子さん、野々村竜太郎さん、矢口真里さんあたりがその代表格でしょうか。
批判される要素があるのは事実ですし、擁護したいわけでもありません。自業自得だと思う部分も多々あります。ただ、反論や批判されることを恐れずに言えば、もう1度チャンスを与えてあげてもいいと個人的には思っています(矢口さんはすでにチャンスをもらえているようですね…)。
これも反論がありそうですが、批判にさらされたお三方も努力をして、勉強もして、能力的に優れていた部分もあったのは事実ですし、世の中に貢献していたこと、誰かの支えになったこともあったはずです。彼らはもう十分に社会的な制裁を受けて、反省もしていると思います。であれば、もう1度くらいチャンスを与えてあげてもいいのではないかな、と。それすらも「絶対に許さない!」というような空気には、少し違和感を感じたりもしています。
あくまでも個人の経験値の中での話になりますが、もう1度チャンスを与えるという考えを持つことは、その人だけでなく、自分自身の可能性を広げることにもつながります。敗者復活した人から学べるもの、得られるものはたくさんありますから。
改めて過去を振り返ったとき、過ちを犯した人(もちろん、許されるレベルの…)、失敗をした人に対して、厳しすぎたりはしなかったでしょうか。果敢に挑戦して褒められる失敗であれば、もう1度チャンスを与えることはすごく大切なことだと思います。
これは他人に対してだけでなく、自分に対しても。例えば、今年何かにチャレンジして、「自分には無理だった…」「ダメなやつだ、俺…」と自己否定して終わるのではなく、自分にももう1度、チャンスを与えてみることも重要です。過去の自分と今の自分は違いますから。
失敗をした他人にも自分にも、もう1度チャンスを与えてみてください。チャンスを与えるのは、早いほうがいいです。