昨日の記事に登場したスーパーウーマン(1号)の後を継いで、数年後に頭角を現した、また別のスーパーウーマン(2号)がいました。
このスーパーウーマン2号も営業成績がかなり優秀で、しかも長期に渡って、トップの座に君臨し続けました。大げさではなく、「伝説」とまで言われた存在。昨日の記事の繰り返しになりますが、やっぱり基本に忠実でした。トークスキルも基本から徹底的に学んでいましたし、商品知識も繰り返し勉強をしていました。初心を忘れず、立ち振舞や言葉遣い、身だしなみにも徹底的に気を配っていました。基本は本当に大切だな、と心から思いました。
そのスーパーウーマン2号がすごかったのは、「面倒なことを、早く」という基本を徹底していたこと。
例えば、お客様へのお礼状を書くという行為。人気セールスマンにもなると、その枚数もかなりの数になるわけですが、どんなに忙しくても、疲れていても、「その日のうちに、丁寧に、気持ちを込めて」を忘れず、お礼状を書き続けていました。「ま、いいか…」とサボるスタッフが多い中、絶対に妥協をせずに続けていたのです。お礼状なんて誰でも書けますし、文章力も大差はありません。スーパーウーマン2号が伝説となれたのは、「早く」「丁寧に」「続ける」ということでした。これがなかなか難しい。だからこそ、特別な存在になれたわけです。
やっぱり、基本は大切。面倒なことを、スピーディにやる。丁寧に、気持ちを込めて、続ける。特別なことではありませんが、特別な存在になれる近道です。