日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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「自分らしさ」とは、過去に積み上げてきたものでなく、新しく自分でつくっていくもの

僕が尊敬する人のひとり、松浦弥太郎さん(1対1でお話をさせていただいたあの日を思い出すと、今でも震えます…)。
久々に手に取った松浦さんの本『おとなのまんなか』を読んでいると、ハッとさせられるエピソードが書かれていました。

 

ざっくりと要約すると…。

 

『暮しの手帖』の編集長になったとき、松浦さんは周囲の人から「らしくない」と言われたそうです。でも、いつしか『暮しの手帖』は「松浦さんらしいもの」に変わりました。編集長を退任後、IT業界に足を踏み入れたときも周囲の人たちから「らしくない」とまた言われたそうですが、IT業界のあるベンチャー企業でつくった『くらしのきほん』というメディアは今、「松浦さんそのものですね」と評価されるようになったのです。

 

今、世の中では(特にSNSなどでは)「自分らしさ」という言葉がよく使われます。

 

自分らしさってなんだろう? そんなものあるの? わたしにはないよ…と悩んでいる人もたくさんいると思いますが、もしかすると自分らしさとは、「元々の自分が持っているもの」ではなく、松浦さんが書籍で書かれていたように、「自分らしさとは自分で新しくつくっていくもの」と言えるのかもしれません。

 

自分らしさとは、周囲の人が決めるものでもなければ、生まれ持ったものでもなく、過去の自分が築いてきたものでもない。未来の自分がつくるもので、自分らしくないと思っているものの中から、ひょこっと顔を出してくれるもの。
そう考えてみると、少しだけ心が軽くなるのは僕だけでしょうか。