「起きていない未来の不安については考えない。これが私の健康法ですね」
“奇跡の46歳”と言われている、内田有紀さんのインタビュー記事にあったフレーズです。
いきなり話が脱線しますが…。
僕が高校生の頃、クラスメイトが内田有紀さんのライブに行った帰り道で、交通事故に遭って亡くなったという出来事がありました。それが本人、あるいは事務所にどう伝わったのかは知らないのですが、お通夜に内田有紀さん本人が来てくれたそうで…。事務所の方針なのか、ご本人の意思なのかはわかりませんが、ご家族は少し救われたんじゃないかな、と。そんな悲しい出来事を、ちょっと思い出しました。
本題に戻ります。
僕は20代、30代の頃は、起きていない未来の不安についてあれこれと考えて、思いっきり不安になるようなタイプでした。
でも、40代の少し手前から、“起きていない未来の不安”について、少しずつ考えないようになってきました。それは、40代になると残された未来に限りがあると嫌でも実感するので、「今を生きる(というのが、今の僕の座右の銘)」ことを大事にするようになったということもありますが、一番大きいのは、“起きていない未来の不安”について考えてしまうときは、「全力で生きていない」ということがわかったからです。
なので、未来について不安になったときは、すぐに「何かに夢中になること」について考えるようにします。それは仕事やブログでもいいし、勉強でもいい。未来につながる“かもしれない”何かに夢中になることで、起きていない未来の不安について“意識がいかない”ようになる。内田有紀さんと同じく、僕がブログの毎日更新を続けて7年と4ヶ月、大きな病気もなく、ブログが書ける程度にしか体調を崩さないのは、まさに何かに夢中になることで、起きていない未来の不安について考えないようになったからかもしれないな、と。
世の中ではさまざまな健康法が語られていますが、「起きていない未来の不安については考えない」自分なりの方法(法則)を見つけることが、自分にとっての最高の健康法になるかもしれません。