自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

勝ち組に学ぶべきことは、記事にならない

あけましておめでとうございます。
昨年もこのブログのおかげでたくさんの人、地域、仕事とつながることができたので、2022年も(少し形を変えつつ)そんな1年にしていきたいと思います。読者の皆さん、今年もよろしくお願いします!

 

さて、2022年の1発目の記事は…ゆるくいきたいところですが、日々淡々と書いているブログですので、普段どおりに少々熱苦しく、「勝ち組」というテーマで。

 

コロナ禍で苦戦を強いられている企業が多いということもあり、本屋さんに並ぶビジネス誌やビジネス書には「勝ち組に学ぶ」「行列店に学ぶ」「成功者に学ぶ」という耳障りのいいワードがよく踊っています。そして、藁にもすがりたい人たち(僕もですが…)は手に取って、何とか打開策を探そうとする。

 

でも、本を手に取り、そこに書いてある成功事例に触れて、「それはいいね!」とワクワクしながらも、僕は冷静になって思うのです。
そこで紹介されている成功事例の裏には、いくつもの失敗事例がある、と。

 

その成功の影にはきっと、いくつもの失敗を通して経験したこと、学んだことがあり、それらを次の行動の養分にしたからこそ、ビジネス誌やビジネス書が「成功」「勝ち組」と呼ぶような結果を出せたに違いない。そう、だから同じことを真似してやっても、同じように結果を出せるわけではないし、結果を出している人たちはすでに次の一手を打っているわけです。

 

本当に勝ち組に学ぶべきことは、「小さく積み重ねられた」失敗例とそこでの学びや経験だったりしますが、それらが記事になるのはほんの一部です。
では、どうすればいいのか? ビジネス誌やビジネス書に取り上げられている人たちのように、誰かの成功事例が出てくるよりも早く、動き、失敗し、また動いていくしかないと僕は考えています。だから2022年こそ、どんどん動いていきます。