日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

明日の“実行力”の磨き方[7年間、毎日更新中!]

「楽しいほうに行けばいい!」の、“その手前”にあるもの

今、オススメの1冊!

孤独からはじめよう

最近やたらと、「嫌なことはやらなくていい。楽しいほうに行けばいい!」と説く人が増えました。それも、そこそこの影響力がある人に多かったりする。
僕もその考え方自体は間違っていないと思っていますが、それらの人たちのメッセージが少し言葉足らずなところもあって、受け取り側が解釈を間違っているんじゃないかな…と考えてしまうことがあったりします。

 

「嫌なことをやらなくていい」というのは、楽なほうへ逃げていいわけでもないし、ぶつかってしかるべき壁にぶつかることを避けることでもありません(あくまでも僕の個人的な考え方です)。なかなか伝えづらい時代になりましたが、未来の楽しさの手前にある壁だったり、ツラさって、やっぱりあると思うのです。

 

自分自身の話をすると、20代の頃には「今すぐにでも逃げ出したい!」「こんなツラい思いはしたくない!」と思うようなことでも、まったく同じ状況に置かれた40代の今、とても楽しめたりする。もちろん、大変ではあるのですが、楽しめる。20代の自分とは違う領域にいて、違う視点で目の前の状況を眺められる。

 

僕は30代がめちゃくちゃ楽しくて、44歳の今、40代もめちゃくちゃ楽しめています。それは、“ちゃんと”壁にぶつかってきたからで、“ちゃんと”ツラさと向き合ってきたから。そう、逃げなかったからこそ、楽しめるようになったのです。

 

言い換えると、そのときに楽なほう「ばかり」を選んだり、ツラさやぶつかる壁から逃げていたら、今は間違いなく楽しめなかったと言えます。
何を避けて、何と向き合うのか。条件反射的に逃げて、楽しいほう「ばかり」に行くと、結果的にどんどん楽しくなくなることがあると思うのです。

 

「楽しいほうに行けばいい!」の“その手前”には、そんな葛藤があったりするものです。