自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

イライラする人ばかり、周囲に集まってしまう人

「イライラする人に振り回されないようしよう! イライラする人からは、すぐに逃げよう!」
ここ数年、そんな発信が多くなり、「そうだ!そうだ!」と共感する人も増えてきました(というか、昔からか…)。

 

それは僕も賛成で、すぐにイライラする人に精神を削られたくないので距離を置くことも多々ありますし、すぐにイライラする担当者がいるクライアントのお仕事はお断りさせていただくこともあります(人のことを偉そうに言えず、自分自身もイライラしてしまうことが多々あるので、イライラしたあとに全力で後悔&反省することもしばしばで…)。

 

で、確かにイライラする人から逃げることがあるのですが、でもその決断をしたときに、「必ず考えるようにしていること」があります。

 

それは、自分自身が原因で、イライラさせている部分がどこにあったか? ということです。
相手がイライラするときには原因があって、僕は10対0はないと思っています。相手の問題が大きかったとしても、自分自身が100%正しいわけではない。最後に逃げる(距離を置く)決断をしたとしても、自分自身にも問題は少なからずあったはず。それはどこだったか? を考えるのです。

 

よく「私の周りにはイライラする人が多い。そんな人からはすぐに逃げるようにしているけど、またすぐに別のイライラする人が現れる…私は働く環境にも、人間関係にも恵まれない…」と嘆いている人がいますが、それはたぶん、あなたにも原因がある。相手が99%悪くても、1%は自分に原因がある。そして、その原因に向き合い、考えて行動を変えていくことで、きっとイライラする人が周囲から減っていくと思うのです。

 

イライラする人から逃げるのは大事。でも、イライラさせた要因が自分にもあるのでは? と考えることも、僕は大事だと思うのです。だから僕は逃げたときにはいつも、そこだけは考えるようにしています。
それはさておき、自分もイライラしないようになりたいのですが、これがなかなか難しいものです…。