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『わかった』からって、『できる』ってわけじゃない 〜「“徹底的に”真似てみる」の、その先にあるもの〜

「『わかった』からって、『できる』ってわけじゃないからね。一緒にしちゃダメ」

 

僕自身、今までの人生の中で何度も言われてきたことです。確かに野球もそうだったし、企画書の書き方を何度も教えてもらい、「なるほど! そういうことか! やっとわかった!」と書けるイメージが湧いても、実際に手を動かしてみたら、全然書けないという経験も…。皆さんも、同じような経験をしていないでしょうか?

 

その「わかる」と「できる」の境界線を飛び越えられる人と、そうではない人の差はなにか? 自分自身の経験と、今まで出会ってきた人を観察してきた中での分析結果になってしまいますが、その差は「“徹底的に”真似をする回数(量)が多いか少ないかの差」だと思っています。

 

ここで大事なのは「“徹底的に”」の部分なのですが、「わかる」→「できる」を飛び越えられる人は、まずは教えてくれる人を徹底的に真似するという習慣ができている。反対に「できる」に到達せずに止まってしまう人は真似をせず、いきなり「自分のスタイル、やり方、型」でやろうとするのです。そう、「できる」とは、まずは「真似ができる」でもあると思うのです。

 

だから、まずはとにかく“徹底的に”真似てみる。「真似できる部分」が10分の1で、「真似できない部分」が10分の9だったとしても、「“徹底的に”真似る」を続けていくことで、次第に1:9が2:8となり、気づけば逆転していて、6:4、7:3となっていく。そして結果として、「わかってきたね」と自他ともに評価できる域に行けるわけです。

 

で、ここも大事なポイントですが、「“徹底的に”真似る」を続けていても、どうしても「真似できない部分」が見えてくる。

 

その正体はなにか?
「個性」です。

 

“徹底的に”真似することで、努力で「できない」を克服できる領域と、「個性」と呼ぶ領域でわけられるようになる。ここが本当に大事なのです。
そう、“徹底的に”真似してみることで、自分の個性も見えてきたりするのです。埋められない(真似できない)差については、「できない…けど、仕方ない!」と自分を許すことが大事。逆に相手にも真似できない「自分の個性」で補っていけばいいのです。