「ニッポン手仕事図鑑の魅力を伝えるとき、“どこをポイント”を伝えればいいか自信がないし、上手く言語化もできていない気がしていて…」
今日、チームのミーティングをしているとき、ひとりのメンバーからそんな質問が出てきました。
これに対する僕の答えはとてもシンプル。
「目の前にいる人=手仕事図鑑の魅力を知ってほしい人=自分が大好きな人」と飲んでいるとき(別に飲まなくてもいいのですが…)に、「ねっ、手仕事図鑑って、ここが最高だし、イケてるでしょ?」という言葉で締めるトークをすればいいのです。
整理をしながら話していくと…。
まず大事なのは、「相手によって、何を話すかは変わる」ということ。これは大前提。
そして、伝える自分が「ねっ、手仕事図鑑って、ここが最高だし、イケてるでしょ?」と本気で思っていることでないと、相手には届かないのです。つまり、編集長の僕が「手仕事図鑑の魅力はここだー!」 というポイントを教えても、伝える人がそこに対して何とも思っていないと、相手の心が動くことはない。
逆に…(ここが一番大事)。
僕が「そこはニッポン手仕事図鑑の魅力じゃないよー」と思っているポイントでも、伝える人が本気で、嘘偽りなく「ここが最高だし、イケてるでしょ?」と思っていれば、相手にしっかりと届き、相手の心は動くのです。
そう、自分たちのブランドや商品、サービスの魅力を伝えるとき、「どこを伝えればいいか…」と迷っている人は、自分が本気で「ここが最高だし、イケてるでしょ?」と思うポイントを探せばいいのです。
答えはメッセージを伝える「自分の中」にしかない。コミュニケーションって、そういうことだと思うのです。