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「返信は不要です」という言葉が苦手だという話

「返信は不要です」
僕宛に届くメッセージにはちょくちょく、最後にこの言葉が添えられていることがあります。

 

言うまでもなく、メッセージを書いた人が受け取る相手に対して配慮している言葉で、「わざわざ、あなたの貴重な時間を割いてまで、返信しなくていいですよ」という意味合いが含まれています。僕も受け取ったときは、そんな気遣いを感じるので、決して不快になるわけではありません。

 

でも、「返信は不要です」という言葉は、苦手なのです。

 

読んだよ! ということを相手に伝えないと逆に気持ち悪いけど、何か躊躇してしまうし、そのメッセージを読んだことで生まれた質問があっても、何だか聞きづらい…。だから、僕は苦手なのですが、先に断っておくと、あくまでも「苦手」なだけであって、「それは間違っている!」と一刀両断するつもりはなく、「返信は不要です」という言葉を使うのはやめよう! というつもりもまったくありません。

 

今日書きたかったのは、相手に対して気を遣っているつもりでも、受け取った相手は困ることがあるという想像力を持って、メッセージを送ることが大事だということ。ここを意識するだけで、メッセージの届け方(=言葉の選び方)が変わり、コミュニケーションも変わる。

 

そうなると、今から送るメッセージも、「返信は不要ですが、何か疑問があれば、遠慮なく聞いてくださいね」となるかもしれない。そういうことが大事だと、改めて自分自身に言い聞かせるために、今日はこんなことを書いてみました。