自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

小さくはじめるプロジェクトのリーダーが、何よりも大事にするべきこと

今、読んでおくべき本【随時更新】


即答力

ラジオ番組、はじめました!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

手前味噌な話になりますが、僕が2015年に立ち上げた『ニッポン手仕事図鑑』には今、さまざまな企業からさまざまなオファーがあります。もちろん、すべてを前に進めることはできないのですが、「えっ…この気企業が?」と驚く話も舞い込んできます。

 

たった5人の会社が、たった5万円の予算の新規事業ではじめた『ニッポン手仕事図鑑』。当時はまだ渋谷の雑居ビルの小さな1室(小汚い部屋でしたが、居心地はよかったなぁ)。そこでペンを走らせながら、アイデアと夢を膨らませ、『ニッポン手仕事図鑑』という名前も生まれ…。今では「職人 映像」「手仕事 映像」とgoogleで検索すると一番上に表示され、国の伝統工芸に関わる事業のお仕事を任されるまでになった。正直、代表もここまで成長するとは想像もしていなかったと思います。

 

では、なぜ曲がりなりにも小さくはじめたメディアを、そこそこ知られるメディアにすることができたのか? ちょっと自己分析をしてみると、僕は「変えてはいけないこと」と「変えること」を明確にして、この5年と9ヶ月、ブラさなかったからだと考えています。

 

たとえば、ニッポン手仕事図鑑のようなメディアを運営しようとすると、職人さんに近いポジションを取ろうとする人が多い。消費者と職人さんであれば、職人さんに寄った立場で物を考え、商品を売ってくれる百貨店と職人さんであっても、職人さんの味方につこうとする。僕はそれだと失敗すると考えていて、だからいつも「中立(中間点)」に自分を置くことを強く意識しています。だから、職人さんに厳しいことも言う。たとえばこれが、変えてはいけないこと。

 

一方、手仕事図鑑としての動かすプロジェクトの優先順位は、日々変わります(メンバーが困惑するくらいに変わります…笑)。
後継者の育成を重視するか、伝え手(消費者と職人さん&産地)の育成を重視するかも日々変わるし、オンラインとオフラインの優先順位も変わる。正しいか、間違っているかはさておき、僕に見える「流れ(潮目)」があるので、そこに合わせていかないと、あっという間に置いていかれてしまう。

 

これを上手く言語化できるようになるのが今後のテーマなのですが、反対に言えるのは、5年と9ヶ月、必死に動いてきた人間だから肌感覚でわかるなので、人に伝えることができない…とも少し思っていたりする。少し話が逸れてしまいましたが、とにもかくにも、小さくはじめるときこそ、「変えてはいけないこと」と「変えること」を明確にして、ブラさないことが大事。小さなプロジェクトを成功させる、とても大事なポイントだと思います。