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「ブルーオーシャン」は、どこにある? まさか、◯◯◯の中にあったりする?

多くの人がきっと1度くらいは、「ブルーオーシャン」「レッドオーシャン」というワードを聞いたことがあると思います。

 

ウィキペディアで調べてみると、そこには『競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説いている』と書いてあります。

 

これは、間違いではありません。
でも、個人的にはずっと、少し違う視点を持っていて…。

 

昨日、ツイッターである方が僕とほぼ同じ考えのツイートをしていたので、今日はそのことについて書いてみます。

 

『そんなこと言ったら資本主義がすでにレッドオーシャンですよ。人間もレッドオーシャン。小さなブルーオーシャンはレッドオーシャンの中にあるのです』

 

このツイートをしたのは、元株式会社ワイキューブの代表取締役であり、現在は「境目研究家」という謎(失礼…)の肩書で活動をされている安田佳生さん(株式会社ブランドファーマーズ・インクという会社の代表取締役である経営者)です。

 

ブルーオーシャンというと、冒頭に書いたように「未開拓市場」という認識をされますが、僕も安田さんと同じように、小さなブルーオーシャンはレッドオーシャンの中にあると考えています。

 

たとえば、「映像」というジャンルは数年前からレッドオーシャンで、5Gが当たり前の時代になると、さらに競争が激化する市場になる。その中で「映像 手仕事」「映像 職人」で検索すると、今は『ニッポン手仕事図鑑』がトップに来る。もちろん、僕が目指したい未来のためにニッポン手仕事図鑑をはじめたわけですが、勝算があるかどうかをまったく考えずに、ただやりたいからと立ち上げたわけではありません。5年前、僕は『小さなブルーオーシャンはレッドオーシャンの中にある』という視点で考え、“動画メディア”『ニッポン手仕事図鑑』を立ち上げました。

 

未開拓の市場は、ニーズのない市場であることも多い。もしかするとレッドオーシャンの中に、あなたが目指すべき“小さなブルーオーシャン”が見つかるかもしれません。