今日は、とても難しいお話を。記事の内容でなく、実践するのが難しい話。
「しかめっ面で書いた企画書、つまらなそうな顔で書いた文章って結局、誰も笑顔にできないんだよね」
以前、僕が慕っている人からいただいた言葉です。
決して、企画書も文章も笑顔で書け! というわけではないのですが、つまらなそうな顔で書いた企画書はやっぱりつまらないし、しかめっ面(=機嫌の悪そうな顔)で書いた文章は、読んでも気分はよくならないということです。
でも、笑顔でなくても、産みの苦しみの中に情熱や執念、あるいはワクワクが宿っている表情はある。そこから生まれる企画書や文章に人は、やっぱり心を動かされる。これはデザインや映像も同じ。すべてのクリエイティブに…いや、すべての仕事に言えることかもしれません。
自分は今、どんな表情を浮かべながら、作業をしているか?
「鏡」とまで同じように映し出されることはありませんが、自分が作業をしているときの表情は、相手がそのアウトプットに触れているときの表情と似ているかもしれません。結論をひと言でまとめると、企画書も文章も産みの苦しみはあっても、ポジティブな気持ちを抱きながら、アウトプットをしていきましょう! ということです。
たまに自分の作業中の表情を、見返してみましょう。そう、しかめっ面で書いた企画書では、誰も笑顔にならない(たぶん)。