自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「昨日までは勇気が持てず、チャレンジできなかったけど、でも、一番できそうなこと」は何か?

本当にありがたいことに、このブログを読むことで「学びを得ている」「勇気をもらっている」と言っていただけることが増えました。そして、月末には『人生相談飲み会』に応募してくれた方の中から、何名かの方とお会いをするのですが、これからの生き方、キャリアのつくり方について、読者の方に相談していただく回数も増えました。このブログをはじめて、まもなく丸5年。こんな相談が来るようなアウトプットができているんだと勝手に思い込んで、素直に喜んでいたりします。

 

だから、それらの相談については、僕なりに微力ながら真剣に答えるのですが、でも、相談してきてくれる方の中には「考える→動く」がなかなかできない…という人が少なくありません。
企画を考えることも、商品をつくることも、世の中に出さない限りはただの妄想で、世の中に出してみたら(動いてみたら)大ヒットするかもしれない。想像していた以上に、簡単にできてしまうかもしれない。だから僕は、とにかく動いてみることが大事です! と何度も何度も繰り返し伝えます。

 

でも、それで動けるくらいなら、誰も苦労はしません。

 

そんなとき、僕は「昨日までは勇気が持てず、チャレンジできなかったけど、でも、一番できそうなこと」は何か? を、丸1日それだけを考える時間をつくって、ただその問だけと真剣に向き合ってみることをオススメしています。
そして、「できそう」が「やってみよう」の間にある“障害”が何かを考えて、なぜ、それが自分の中で障害になっているのか? 乗り越えられる人は、なぜ乗り越えていけるのか? 自分はどうやったら乗り越えられるのか? を考えるのです、そう、1日かけてじっくりと。

 

どうしても答えが出せなかったら、誰かに解決策を相談したり、ちょっと強めに背中を押してもらってでも、乗り越えてみる。そのたった1回の乗り越えた経験が、次の勇気をつくってくれるはずですから。そして、「昨日までは勇気が持てず、チャレンジできなかったけど、でも、一番できそうなこと」だ思えたことにチャレンジしても、“大ケガ”をすることはありません。だから、でチャレンジしてみてほしいと思うのです。

 

でも、先ほども書いたように、そんなに簡単にはできないものなので、1日かけて自分と向き合って、どうやったら乗り越えられるかを考えることからはじめてみてほしいと思うのです。僕もどうにもこうにもならないと思ったときは、「自分戦略会議」と称して、1日かけて自分と向き合う時間を取っていたりしますから。