自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

ビジネスマンとしての「基礎スキルの7割」は、野球がつくってくれた

僕はここ数年、高校生や大学生を相手に、講義をさせていただく機会に恵まれています。僕なりに学生たちの目線に合わせて、どんなふうに考えて生きてきたか? どんなふうにキャリアのつくってきたか? について、お話をさせていただくことが多く、7月3日も秋田県鹿角市の花輪高校から「社会人講話」の講師のご依頼をいただき、お話をすることになりました。

 

今度は高校1年生に向けての授業。中学校という「まだ子ども」という時代を終えて、社会に出る前の、とても多感で、大切な時期。そこで聞く話はとても大事だと思うので、どんな話がいいかなぁ? と、改めて自分の人生を振り返ってみたとき、小学生の頃からやってきた「野球」というものの存在がとても大きいなぁと感じたので、今日はその話をしたいと思います。

 

野球のいいところは、「自分の強みを活かそう」という意識を持てることと、「自分の役割を変化させる」ことを学べることです(まあ、どんなスポーツもそうだったりするのですが、そこはスルーしてください…)。

 

どういうことか?
たとえば、みんなが4番バッターのように、長距離砲(4番バッター=長距離打者である必要はない! という野暮な質問もやめてください…)でなくてもいい。
足が早い人、バントが得意な人、守備がうまい人、肩が強い人…それぞれが、ぞれぞれの個性=強みを生かして、チームに貢献して、勝利をつかめばいいのです。チームの中で、自分の個性を生かすことを野球に教えてもらえたのは、今、僕が仕事をしていく上でとても大きい。個人競技を否定するつもりは毛頭ありませんが、個人競技はどうしてもその競技で勝つか負けるかになってしまいますから。

 

そしてもうひとつが、「自分の役割を変化させる」ことが学べること。
たとえば、3番バッターで得点を上げることが求められた人が、1番バッターに打順が変わったとき、チャンスメイク(=出塁)するという思考になって、もし2番バッターになったら、次につなげていくという思考になる。同じ人なのに、置かれた打順で自分の役割を変えられる。この経験も大きかったな、と。僕も人生の中で、すべての打順を経験をしましたが(2番だけはないかも…)、その都度、自分の役割を認識して、打席に入っていました。

 

チームの中で、自分の個性=強みを生かそうとする思考。
チームの中で、自分の役割を認識して動ける思考。
やっぱり、今の僕のビジネスマンとしての基礎スキルは、野球がつくってくれたのだと思います。