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ケアレスミスが多い人は、「頭のメモリ」をリセットする習慣をつけよう

ケアレスミスが多い人の特徴は? と聞かれたとき、真っ先に思い浮かぶのは「整理整頓が苦手な人」「掃除ができない人」です。
あくまでも僕が見てきた中での分析結果(傾向)なので、一概には言えないのですが、ケアレスミスが多い人=整理整頓が苦手な人、掃除ができない人が多い気がします。

 

改めて書くまでもなく、ケアレスミスとは、「不注意が原因で起こる失敗」のことです。言うは易し、行うは難しですが、その不注意をなくすためには、注意力や集中力を上げればいいわけです。

 

どうやって?
僕は「頭のメモリ」を、定期的に“ゼロにする”ことをオススメしています。

 

「整理整頓が苦手な人」「掃除ができない人」の多くが、「頭のメモリ」の整理も苦手。なので、常に「頭のメモリ」がいっぱいになっていて、わかりやすく書くと、頭の回転が鈍くなり、思考もフリーズする。ひどくなると、パニック状態に陥ってしまうこともある…。
そう、人は頭の中で覚えておくことが多ければ多いほど、「頭のメモリ」を使います。なので、整理整頓が苦手な人はとにかく定期的に、そして意識的に、頭の中をからっぽにする作業を行う必要があるのです。

 

たとえば、「A社のプレゼン資料作成」「Bプロジェクトの企画書」というふうにタスクを管理していても、細かい作業はたくさんあるので、それらを覚えておくだけでも「頭のメモリ」を使っています。なので、具体的に「既存ユーザーの分析」「ネーミングの作成」など、やるべき作業を細分化して、パソコンでも手帳でもいいので、書き出します。そうすることによって、一旦頭の中からなくすことができるので、頭の中がからっぽになり、「頭のメモリ」が増えて、注意力や集中力が上がり、ケアレスミスが少なくなります。

 

さらに書くと、プライベートのタスク(作業)を覚えておくことも、「頭のメモリ」を“無駄に”使う原因になっていることがあります。
僕の場合で言えば、「万年筆をメンテナンスに出す」「撮影用の手袋を買う」「野球部の飲み会の出欠席の回答をする」など、どんなに小さなことでも、頭で覚えておくことをやめて、とにかく手帳に書き出して、一旦“頭の外に出す”のです。

 

そうすることで、少しずつ「頭のメモリ」が増えていき、注意力や集中力が高まります。
もし、「わたし、ケアレスミスが多くて…」と悩んでいる方がいたら、どんなに小さなことも徹底的に、PCのメモ帳や手帳という“外付けハードディスク”に情報を移して、頭をからっぽにしてみましょう。きっと、ケアレスミスの回数は少なくなるはずですから。
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