自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

これからは「競争」ではなく、「協奏」の時代である

秋田県鹿角市にサテライトオフィスを開設して、まもなく1年。
この1年は活動するための土台づくり、地域との関係性づくりを重視してやってきたのですが、いろいろな問題がありつつも、ようやく整いつつあるので、鹿角市で新しいプロジェクトをふたつ立ち上げることにしました。

 

そのひとつが、鹿角の“初”の求人&ローカルメディア「スコップ」。

 

このメディアの詳しい説明はさておき、地域になくてはならないメディアになるために、地元の人たちに応援をしてもらおうと、地元の企業やお店はもちろん、地元にあるふたつの高校、そして地元で精力的に活動をされている方々に「スコップ」を紹介させていただいているのですが、本当にたくさんの人に共感と応援をしてもらっています。

 

そんなスコップを広めていく活動を、都内にいるときよりも圧倒的にハードに動き回りながら思うのは、これからは「競争」でなく、「協奏」する時代であるということ。競合他社やライバルとの勝ち負けにはこだわるのは当然ですが、でもできるなら、そんな同業他社やライバルとさえも、協業できないか? と考える視点、発想が求められる時代になると思うのです。そう、競争ばかりを考えても、ビジネスはうまくいかない。昨日と今日はそんなことを痛感しました。 

 

話が変わりますが…。
今日、ビデオグラファーのひとりから連絡がありました。
某スポーツイベントの仕事を依頼されたそうなのですが、自分ひとりでなく、ニッポン手仕事図鑑のビデオグラファーみんなで撮影をしたい! と。

 

同じニッポン手仕事図鑑のメンバーとはいえ、同じビデオグラファーであり、ある意味ではライバル。それでも、一緒にやりたいと。一緒に、いい仕事がしたいと。素晴らしいです。

 

つまり、こういうこと。これからは「競争」ではなく、「協奏」の時代なのです。