「ミスター◯◯」と呼ばれるとしたら、あなたは何と呼ばれるようになりたいでしょうか? あるいは、周囲の人たちは今、どんな「ミスター◯◯」を求めていると思いますか?
「ミスター◯◯」と呼ばれる人は、そのジャンルを極めた人、そのコミュニティを象徴するような人に与えられる称号だったりしますが、有名人ではなくても、ニックネーム的に愛称を込めて、「ミスター◯◯」と呼ばれている人が、身近に結構いたりしないでしょうか?
ちょっと恥ずかしい過去の話を…。
社会人としての経験も浅く、実力もなく、まだまだ半人前だった頃、所属していたチームに少しでも貢献したくて、とにかく一生懸命、文字校正をしていました。で、その結果、身内のクリエイターやクライアントから「ミスター文字校(正)」と呼ばれるようになり…。まあ、一生懸命やっていたうえでのニックネームなので、かっこ悪いなぁと思いながらも、実は結構、嬉しかったりしました。
でもこれ、とても大事なこと。なぜなら、ミスターは、“存在感”でもあるからです。
特別なスキルや才能がなくても、何かでひとつ抜きに出ることができたら、存在感が出てくる。存在感が出せれば、誰かの目に止まり、チャンスが巡ってきたりもします。事実、私はこのニックネームがついたあと、師匠のコピーライターのアシスタントの立場ながら、クライアントから「こんな仕事、やってみる?」と声をかけてもらえて。師匠がとても喜んでくれたことを覚えています。
「ミスターポジティブ」
「ミスター1000本ノック(アイデアを、誰よりもたくさん出す人のこと…)」
「ミスター即レスポンス」
そんなことでいいんです。スキルや経験はすぐに追いつけなくても、今からできること、存在感が出せることは誰にでもある。
ここだけは負けないように頑張りたい! きっと周囲の人は、こんな人と一緒に仕事がしたいに違いない! そんなポイントを見つけて、努力を続けて、存在感を出してみる。そうすることできっと、あなたを必要とする人が、ひとり、ふたりと増えてくるはずです。
ちなみに私は今年、「ミスター行動力」を目指しています!