今日は少し息抜き的な記事を…。
きりたんぽ発祥の地、秋田県鹿角市を代表するもうひとつの郷土料理「鹿角ホルモン」。
特製ダレにじっくり漬け込んだホルモン(豚の白モツ、ハツ、タン、ミノや牛のセンマイなどをミックス)を、ジンギスカン鍋でキャベツや豆腐と一緒に焼いていきます。いや、煮るという表現のほうがふさわしいかもしれません。
甘辛い特製ダレとキャベツの旨味を凝縮させた煮汁が、キャベツはもちろん、豆腐にもじっくりジワジワと染み込んでいき…そう、これがもう絶品なのです。
ちなみに豆腐は、奈良亀さんという大正4年に創業した老舗豆腐店のものです。
水が最高においしい鹿角の地下水でつくられた豆腐を冷奴で、こんにゃくを刺し身でもいただいたのですが、これも本当においしかった…。ちなみに店頭で揚げたてのおからドーナツを売っているのですが、これも感動的なおいしさです。
さて、鹿角ホルモンに話を戻して…。
旨味を凝縮した溢れそうになる“魔性の煮汁”をスプーンで掬い、キャベツにかけて染み込ませていきます。
私の中では日本一の日本酒「かづの銘酒の生酒」にもぴったり合うし、鹿角産あきたこまちとの相性も抜群です。この前の滞在ではじめて知ったのですが、インターネットやフリーダイヤルでも(0120-87-3736)でも買えるそうです。西荻窪にも鹿角ホルモンのお店もあるそうなので、とにかくご飯もお酒も進み過ぎる魔性の郷土料理を、ぜひ1度食べてみてほしいです。
今、カメラマンが冬の鹿角の素材を整理しているのですが、モニターに鹿角ホルモンの映像が流れていたので、ちょっと書かせていただきました。