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根性論って、何だろう?

そんなつもりはまったくないのですが、自分の書く記事に対して、たまに「根性論」というコメントをいただきます。

 

根性論。
goo辞書で調べてみると、「強い精神力があれば、何事も成し遂げられるとする考え方」とあり、wikipediaには「苦難に屈しない精神=根性があれば、どんな問題でも解決できる・またはどんな目標にも到達できるとする精神論の一つ」とあります。

 

確かに、諦めない気持ちや強い精神力を、どちらかというと大切にしているほうです。ただ、“それだけ”では何事も成し遂げられる、目標に到達できるとは思っていません。どちらかというと、日々の小さな努力や地道な活動、自分を成長させてくれて、支えてくれる人の存在のほうが、その何十倍も重要で、大切だと考えています。それらの価値をさらに高めていくために、強い気持ち、強い精神力は大切です。

 

根性や気合い、強い精神力だけで何とでもなる、という考え方は危険です。
自分の成長を止めてしまったり、心が病んでしまうこともあれば、周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。それと同じくらい危険だと思うのは、気持ちを強く持とう! という趣旨のことをすべて「根性論」としてくくってしまい、「根性論」はダメだと逃げてしまうこと。頑張ることを「根性論」のひとくくりにして、言い訳をしてしまうこと。

 

強い精神力だけでは何とでもなりません。大切なのは、日々の小さな努力、地道な活動、支えてくれる人の存在です。でも、時に歯を食いしばることも大切。という書き方が、根性論と誤解されてしまうのだと思うのですが…。
根性論って、難しい…。