「良い情報」がたくさん入ってくる人と、まったく入ってこない人がいます。その違いは、どこにあるのでしょうか?
「良い情報」というと、あまりにも漠然としてしまいますが、要するに自分のビジネスにプラスになる情報です。自分が所属している会社の情報、業界の最新情報、競合他社の情報、新しいビジネスの情報、キーパーソンの情報、ちょっとレアな裏情報などなど…。
googleで検索しても出てこない情報をいち早く入手できれば、ビジネスはかなり有利に進められます。大きなチャンスを掴むことができれば、強力なサポーターを得ることもできます。もちろん、リスクを事前に回避することも…。では、そんな良い情報を得るためには、何が必要か。幅広い人脈を築くこと? 確かに重要なことではありますが、もっと大切なことがあります。
それは、自分の持っている情報をオープンにすることです。
良い情報が入ってこないと嘆いている人の多くは、自分が持っている良い情報をオープンにしていません。とてもシンプルな話ですが、良い情報をオープンにしない人に、人は良い情報を提供するわけがありません。この当たり前のことをすっかり忘れてしまっている人は、意外に多いものです。たとえば、自社の現場の情報や、社員の本音が聞こえてこないと嘆いている経営者がいます。その原因の多くが、自分自身が情報を開示していないことだったりします。
相手にとって大きなメリットになる情報は、誰かに迷惑をかけないことを大前提に、どんどんオープンにしていく。「そんな情報を持っていないよ…」という人は、読んだ本に書いてあったちょっとした情報でもいいので、持っている情報をまずは何でもオープンにしてみる。それを繰り返していくことで、少しずつ良い情報が入ってくるようになります。その流れをつくることが大切です。
そうすると、自然と聞こえてくるようになります。自分にとって大きなプラスとなる良い情報が…。