一昨日書いた記事が思いのほか反響があり、「試してみます!」という声を身近な方からもいただきました。逆に「こんなトレーニングがいいよ!」という情報がありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
この記事の中で書き忘れたことがあったので、せっかくなので、補足をさせていただきたいと思います。「みんな意外にやっているようで、やれていない。意識しているようで、意識できていない」ことです。
それは「相手に合わせて、文章を書く」ということ。
「いやいや、相手に合わせて、文章の書き方は当然変えているよ…」と言われそうですが、「書き方(=文体)」「文章量」「使う言葉」をしっかりと意識して、実行できている人は、思いのほか少ないような気がしています。もちろん、自分も含めて、です。
このように書くと、私に文章を読まれることが嫌になる人がいるかもしれませんが…それは一旦忘れて、続けます。
仕事柄、メールでのやり取りの「CC」に、自分のメールアドレスを入れてもらうことが少なくありません。
他社の経営者と社員のメール、クリエイターから広告代理店の営業マンへのメール。企業の担当者からのクライアントへのメール。はじめて連絡を入れる人へのメール、職人さんへのメール…。とにかく「CC」でメールを読ませてもらう機会が多いです。業種や職種、関係性はさまざま。何か嫌な奴みたいですが、人のメールで日々勉強をさせていただいております。
それらのメールを読んでいて思うのは、「書き方(=文体)」「文章量」「使う言葉」を意外に変えていないということ。
人によっては、文章でしっかりと伝えるのではなく、箇条書きで書いたほうがいいこともあります。資料をプリントアウトして持ち歩く人ならメールでの文章は簡潔にまとめ、データで添付したほうがいい場合もあります。スマホやタブレットを使う人なら、1ブロックあたりの行数を変えたり、1行あたりの文字数も変えてみる。
その他にもメールも2回にわけて、ひとつひとつ理解をしてもらったほうがいい場合もありますし、使う言葉の選び方も当然、知識レベルによって変わります。
こんなことをもっともっと意識してみると、コミュニケーションは円滑になり、誤解もなくなり、信頼関係も深まってくると思います。
たかがメール、されどメール。メールひとつとってみても、文章の書き方はやっぱり大切です。