自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

ゴールを曖昧にすると、メンバーの行動に迷いが生まれる

「ゴールはどこだ? どこに向かいたいんだ?」と、悶々とすることが少なくありません…。

 

例えば、月商1億円の会社があるとします。
そこから売上げを1000万円アップするのと、1億円アップするのとでは、戦略も体制もかけるべきコストも大きく異なります。もちろん、単純に1億円アップのほうがいいかと言えば、当然そうでもない。だからこそ、ゴールが曖昧なまま、「売上げが上がるなら、そりゃ多ければ多いほうがいいよね」とか、「“とりあえず”、“こんな感じ”でいいんじゃない?」などと言っていると、戦略も何もかもがブレてしまい、行動にも迷いが生じてしまいます。関わる人が不安になってしまったり、大切な経費が無駄になってしまうことも…。結局はアップするどころか、マイナスになっていく…。

 

そう、「何となく、このあたりを目指そう」は、絶対にやめるべき。

 

これは企業だけではなく、会社員やフリーランスなどの個人単位でも同じことが言えます。新規取引先や外部パートナーなど、「(数は)増えれば増えるだけいいよね」と言っている人は失敗する確率がとても高い。どういった取引先や外部パートナーを、どのくらい増やしたいのか。なぜ、その数値なのか。その具体的なゴールに向かって、戦略や行動、費用や体制を決めていくのがベストです。

 

…と書くと、何か小難しく、少し面倒に思うかもしれません。何も経営コンサルタントのように、ガチッと数字を決めて、事業戦略や行動計画を考えるべき! と言っているわけではありません。どちらかというと、私個人はそういった仕事の進め方が苦手というか、性に合いません…。でも、すごくシンプルに、目指すべきゴールは見えていたほうがいい。たったひと言、「ここを目指そう!」と言えるくらいに。

 

途中でゴールが変わったりするのは、全然かまわないと思います。ただ、「ゴールを曖昧にしない」。これが大切だと思います。行動に集中するためにも、無駄なお金を使わないためにも、一緒に働く人たちと楽しく働くためにも。

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