銀座で生き残れるホステスの条件について、「なるほど、確かにそうかもしれない…」とハッとさせられる面白い話を聞いたので、それをご紹介したいと思います。
銀座で生き残ることができるホステスは、「フラット」である。
どういうことかというと、相手によって態度を変えるホステスは、人気にならない。すぐに飽きられてしまうし、人も離れていく。
その半面、大企業の社長にも、政治家にも、同僚のホステスにも、ボーイさんにも、誰にでも同じようにフラットに接することができるホステスは人気も高く、その後もどんどん伸びていく。人間的な魅力もあって、人も集まってくる。もちろん、お金も。
この生き残れる人はフラットであるというのは、かなり的確な指摘だな、と。魅力的な人の条件のひとつであることは間違いないし、ぜひ見習いたいと思いました。言葉にするのは簡単でも、そうすることはとても難しいことですが…。
フラットな人が人気者になって、生き残っていく。これは銀座で働くホステスだけでなく、企業の経営者、管理職、会社員、フリーランスでも同じではないでしょうか。
仕事ができる人、人望がある人、チャンスが巡ってくる人などは、相手によって態度を露骨に変えたりはしません。感謝の気持ちは誰にでも同じように伝えるし、違うと思ったことは誰にでも同じように主張する。もちろん、完全にフラットであることは難しいことかもしれません。でも、フラットに近いし、そんな自分でありたいとも強く思っているのではないでしょうか。
フラットであるということは、肩書や経済力などの上っ面ではなく、常に人の本質を見極めようとする意思のある人。つまり、ブレない視点を持っている人。
どの世界でも生き残れる人はきっと、そういう人なのだと改めて思いました。