選ばれる人になるのは、とても大切なことです。
仕事を依頼するときはもちろん、人を紹介したいと思ったとき、何かを相談したりするときなど、人は数ある選択肢の中から誰かを選びます。その選ばれる人になりたいと思っていますし、ならなければならないと思っています。選ばれる人であるかどうかで、巡ってくるチャンスの数が大きく異なりますから。
では、選ばれる人になるためにはどうすればいいか?
自分も含めて多くの人は、選ばれなかったときは反省も含めて、その理由を一生懸命探します。それはもちろん、いいことです。その半面、選ばれたときはただ喜んで終わる人が多い…。このときに「なぜ、選ばれたのか?」を考えることの方が、負けたときに反省するよりも圧倒的に大切だと思います。
「競合プレゼンに勝った」「商談が成立した」「企画が採用された」。それ以外にも「選ばれる」シーンは多々あります。そのとき、何となくで「ここがよかったのかな…」と終わらせていないでしょうか。勝ったとき、選ばれたときほど、本気で考えること。なぜ勝ったのか? 具体的に何がよかったのか? 大差で勝てていたのか、僅差での勝利だったのか?
負けたときに得られることもありますが、勝ったときに得られることも大きい。勝ったときに、その理由を考えている人は少なくないと思います。でも、多くの人が手を抜いているように見えたりもします。「どうして選ばれたのか?」。それを真剣に分析し、次につなげる手応えを得るまで考え続ける。
選ばれたときほど、頭がオーバーヒートするくらいに、その理由を考えるべき…と、自分自身に言い聞かせています、いつも。
選ばれる人になる34の習慣