ポッドキャストをよく聴きます。
定期的に聴いている番組が30近くありますが、その中のひとつに、株式会社アイマーチャントさんが配信する「休日会議」という番組があります。その番組の放送で、アイマーチャント代表の菅智晃さんがこのようなことを述べていました。
「言葉に説得力を持たせるには、実体験が大切」
本当にそのとおりだと思います。個人的にも日々痛感しています。ありとあらゆる情報が調べれば手に入る時代になり、しかも情報量が多すぎるので、何を信じればいいかもわからない…。だからこそ、信頼できる個人の実体験という情報への価値が高まっています。
私の周囲でも「外国人観光客のニーズ」というテーマで講演をされている方や、「地方への移住する若者の実態」というテーマで講演をされている方がいます。どちらも旬のネタではあるので、ネットや書籍、または公的機関等でたくさんの情報が手に入りますが、依頼者の方々は「個人のフィルターを通した、個人発信の情報=体験談」に価値があると知っているからこそ、依頼をしてくるのです。
手前味噌な話になりますが、私は現在、規模の大小を問わず、さまざまな企業の動画を作らせていただいています。採用活動用だったり、イベント用だったり、WEBマーケティング用だったり、ブランディング用だったり…。でも、まだまだ経験が豊富とは言えません。それでも某広告代理店2社からの依頼で、「クライアントに動画を提案する」とテーマで勉強会をしています。
動画マーケティング等に関する記事やデータはどこにでもありますが、クライアントとの実際のやりとりや、クライアントの生の声、リアルなニーズを聞きたいとのことでした。どういう流れで提案したか、どのポイントがクライアントの心に刺さったか、どんな失敗をしたか…。そういった実体験の中に、次につながるヒントはたくさん隠されているからです。
ビジネスマンであれば、日々自分の言葉を発信していく必要があります。言葉に説得力を持たせることは、非常に大切です。必要なのは、実体験を踏まえること。それを意識するだけで、周囲とのコミュニケーションや仕事の成果は、大きく変わるはずです。
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