「面倒くさい」ことは、お金になります。
時間や手間がかかること。
粘り強く考えなければならないこと。
さっそく本題から外れてしまいますが、
企業に雇われる雇われないは別にして、
個人の力で生き残っていきたい人は、
「面倒なこと」ができる人でなければなりません。
これはすごく重要です。
「面倒なこと」はお金を生み、信用を生みます。
さて、本題に戻ります。
「面倒なこと」ができなくなっている経営者が多いように思います。
業績が悪くなり、心に余裕がなくなっている人ほど、
汗をかけなくなっているとでもいいましょうか…。
でも、本人は誰よりもやっているつもりになっています。
大事なことでも「面倒だな…」と思うことはすべて、
従業員や外部業者に任せてしまう癖がついている経営者は、
思考停止状態になってしまっています。
「面倒なこと」の中には、お金になるだけではなく、
顧客や従業員の信頼を得ることもたくさんあります。
「面倒なこと」の中に、チャンスは少なからず眠っています。
「面倒だな…」と思ったことをどれだけの数こなせるか。
業績回復できる経営者とできない経営者の差は、
そこにあると思います。
最後にまた個人の話に戻りますが、
じっくりと考えなければならない仕事ほど、
重要な仕事が多かったりします。
企画を考える。戦略を考える。文章を考える。
面倒なことができるようになると、
多くの人に指名される人材になれると思います。
面倒なことは、自分でやりましょう。
誰にもやらせてはダメです。