自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

父親の命を決める決断をしたことが、今の僕の決断力になっているかもしれない

僕が25歳のとき、父親がくも膜下出血になりました。「ちょっと風邪を引いたみたいだから、病院に行ってくる」と出ていった数時間後に翌日の手術が決まり、医師からは「健常者でいられる可能性は40%。何かしらの障がいが残る可能性は30%で、亡くなる可能性…

パソコンを再起動するように、自分の頭もしっかりと再起動すること

パソコンの電源をつけっぱなしにしたまま使い続けると、さまざまなデータが蓄積されるので、メモリがいっぱいになって遅く(=パフォーマンスが悪く)なります。それだけでなく、パソコンのパーツの寿命も短くなり、発火する可能性すらある。だから、しっか…

頼み方にも「スキル」があり、頼み方次第で、頼んだ相手のアウトプットは変わる

たとえば、企業がデザイナーさんに、ポスターやWebサイトのデザインを発注する。そのときに良く聞こえてくるのが、発注した企業の担当者の「何か、良くないんだよなぁ…イメージどおりに仕上げてくれない。ま、デザイナーのスキルが足りないからしかたないね……

ベテラン教授に教えてもらった、学生を飽きさせない話し方

将来は教育の道へ…という目標を掲げる僕に、大学講師の道を切り拓いてくれた恩人は、今も現役バリバリの大学教授。年齢は50代前半から半ばくらいだと思っていたら、なんと先日、60歳を超えていたことが判明。やっぱり日々大学生と向き合っていると、見た目も…

投稿が面白いか? 共感してもらえるか? そんな難しいことは、後回しでいい

来週23日の木曜日、職人さん向けのトークイベント(ミニ講座)を依頼され、富山県へお伺いすることになりました。せっかく富山に行くのだから…と、井波彫刻や五箇山和紙の産地として知られる南砺市へ行き、いろいろとお話を聞いてみよう! と思い立ち、イベ…

勝負所でどこにこだわるか? で、仕事への姿勢と行動は変わる

勝負所。勝敗が決まる大事な局面。誰にでも日々の仕事の中で、「勝負所」と呼べるシーンは何度もやってきます。そう、会社にとっての勝負所もあれば、自分自身にとっての勝負所も、ある日突然やってきたりする。ちなみに勝負所を、勝負所だと気付けない人も…

僕が採用担当なら、「動画エントリー」の“この部分”を見る

昨年あたりから、新卒採用で「動画エントリー」を導入する企業が増えています。「動画エントリー」とは、従来の履歴書やエントリーシートではなく、自分自身で動画を撮影し、自己PRや志望動機を伝えていくというものです。 そんな中で比例して増えていると聞…

「水を使っていない麺」のような企画書

「企画書」とひと言で言っても、出てくるものは「麺」と同じくらいに大きく異なります。ラーメン、そば、うどん、そうめんもあれば、パスタもあるし、フォーもある。同じラーメンでも日本全国で味は全然違うし、そばもトッピングの種類は数多く、冷と温もあ…

宮崎駿さんは何歳のときに、スタジオジブリを設立したか?

大きな仕事が、ひと段落しました。公にできるのは少し先の話になりますが、ホッとしています。まだ一文字も書いていませんが、秋には本も出版させていただくし、新しいプロジェクトも立ち上げたいのでまだまだやりたいことが増え続けていますが、ちょっと一…

あなたは「考えている」のか? ただ「迷っているだけ」なのか?

皆さんは「考える」ということを、どのように定義しているでしょうか? 意外に曖昧ではないでしょうか?「あれ、これって考えているの? ただ迷っているだけ?」と、わからなくなってしまっている人も多いと思います。 僕は「考える」ということを、「結論に…

どこに向かって進む船かわからないのに、乗り込む人はいない

成し遂げたい目標、実現したい未来があっても、自分ひとりで実現するには限界があるので、仲間を増やしていきたい。それが僕の考え方です。改めて書くまでもなく、僕がひとりで「ニッポン手仕事図鑑」を運用していても、産地の職人さんのためにやれることな…

ブランディングができている企業や人は、“これ”を続けている

『マーケティングは「売れる仕組み」のことで、ブランディングは「売れ続ける仕組み」のこと。そう考えると、「マーケティングは強いけど、ブランディングは苦手」という理論は成立するけど、「ブランディングは強いけど、マーケティングができない」は成立…

僕の仕事の「基本」であり、何よりも「結果につながる一番の近道」でもあること

10日ほど前に僕がつぶやいた“あるツイート”に対して、職人さんがこんなふうに反応をしてくれました。「伝統工芸、産業を支援したいと考えている人たちに、大切な覚書として書き留めておいて貰いたいです」 そして、その僕の“あるツイート”というのが、これで…

支持率100%を目指すと、支持率はどんどん落ちていく

「支持率」と書くと、総理大臣の顔を思い浮かべる人が多いと思います。歴代の総理大臣の中に、支持率100%だった総理大臣はいるか? もちろん、存在しません。 当たり前のことを書きますが、誰かを助けようとすれば、誰かを助けることができなくなり、誰かの…

みんな、SNSに逃げすぎ! 結果を出したい人の多くは、「地道なこと」を避けるから結果が出ない

少し前に、うちの母親は「応援消費」をしました。消費先は、北海道の魚屋さん。祖父と祖母が健在だったときに連れて行ってあげたお店で、その魚屋さんから突然、数年ぶり(いや、十数年ぶり?)に電話がかかってきたそうです。 用件はとてもシンプルで、「観…

僕が自費でも、まず結果を出すことにこだわる理由

いきなりですが、先日つぶやいたツイートを紹介します。 現地に足を運び、学んだ上で自分たちの考えを伝えられること。中途半端に関わらないという覚悟を持つこと。まずは自分たちが自費でやってみること。わからないことがあったとき、産地、職人さんに対し…

僕の「頭の中の辞書」から消したい言葉

僕がプライベート、仕事を問わず、自分の人生において“できる限り”排除したほうがいいと思っているもの。それが、「中途半端(=〘名〙(形動)物事の完成にまで達しないこと。また、どっちつかずで徹底しないさま)」です。 結局「中途半端」であると、何も…

自己流とは好き勝手やることではなく、相手のことを思いやった結果である

先日、母親と食事をしながら雑談していたときのこと。ここ最近の僕の近況報告、そして仕事のスタンスについてあれこれと話をしていたのですが、そのときに僕が「自己流」という単語を何度か使っていたのが気になったのか、母親はふと、僕にこんなことを言っ…

「斬新さ」を優先して、結果を出すことを置き去りにしていないか?

「『企画力』をどのように解釈していますか? あなたの辞書には、どんな解説が書いてありますか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか?何となくですが、ざっくりと「新しいアイデアを出すこと」と答える人が多いような気がします。 僕なりの解釈…

僕がブログを書き続けている「本当の理由」

「ブログを書き続けている理由って、なんですか?」ブログを7年半も毎日更新していると、たびたび聞かれる質問です。 ひとつの大きな理由を挙げると、「新しい出会いやチャンスが巡ってくる」ということです。事実、僕はブログを続けていなければ出会えなか…

深く考えられない人にオススメしたい「要約する」というトレーニング

はてなブックマークで拡散され、NewsPicksでも少し話題になり、賛成意見、反対意見を問わず(批判的な意見もそこそこありました…)、僕のブログで“バズった記事 ベスト3”に入る記事『深く考えられない人は、圧倒的に文章を書く量が不足している』。詳しくは…

なぜあなたの上司や先輩は、仕事を任せるときに「答えを出してくれない」のか?

上司や先輩から仕事を任されたとき、「答えを教えてもらえるとき」と、「答えを教えて“もらえない”とき」があります。何が違うのでしょうか? 世の中にはさまざまなタイプの上司や先輩がいて、この問いに対する答えはひとりひとり違うので、どれもがひとつの…

20代は、お金を何に使うべきか?

以前、こんな記事を書いたことがあります。当時は結構読まれた記事で、昨日の夜にふと、この記事のことを思い出しました。 なぜ思い出したのかというと…。昨日は雑誌『TURNS』と『ニッポン手仕事図鑑』の両メディアの懇親会がありました。それぞれのメディア…

「仕事がなかなか終わらない…」「仕事のスピードが遅い…」と悩んでいる人は、“ここ”に原因があるかも?

僕の周囲にも、「仕事がなかなか終わらない…」「仕事のスピードが遅い…」と悩んでいる人が結構います。理由はいくつもあると思いますが、よくある原因のひとつが「いきなり100点満点のものを仕上げようとする」です。 「100点満点のものを仕上げよう」という…

40代になってから投資するべき「3つのこと」

今日は自分の価値観の中にある、おそらく皆さんにとってもごくごく当たり前のことを書きます。 このご時世ですから、僕も時間とお金に余裕があるわけではないのですが、3ヶ月後に45歳になる僕は、今まで以上に「3つの投資」を強く意識するようになりました。…

プロの“企画書のレシピ”を知っていますか?

料理をつくるとき、皆さんは完成形の写真だけを見てつくりはじめるでしょうか? おそらく料理のレシピ本を読んだり、レシピサイトを見たり、あるいは自分より料理が上手なお母さんや友だちに、つくり方を聞いてみると思います。 では、たとえば企画書をつく…

「字幕入りの動画」と「SNSの短い文章」には、慣れないほうがいい

先日、ボケーッとニュースアプリで記事を読んでいたら、こんなタイトルの記事が目に飛び込んできました。 『災害のときどうする? 字幕つきYouTubeに慣れて「ラジオを聴き取れない若者たち」急増』 ざっくりと記事の内容を書くと、若者たちは動画の音声を“目…

その“境界線”に立ってみる価値 〜「やれる自信がない…」と思ってしまう仕事のオファーこそ、絶対に断らない〜

「自分にはできない…やれる自信がない…」そんなふうに思ってしまう仕事のオファーこそ、僕は“絶対に断らない”ようにしています。 自分は「できない…」と思っている仕事。でも、相手は「できる!」と思ってくれている仕事。だから、他でもなく自分に、オファ…

会社の愚痴をSNSで拡散することは、自分の未来を潰すことでもある

会社に対する愚痴は、誰にでもあることです。僕は今、経営者のポジションにいるので、「会社の愚痴は、自分の責任」でしかないのですが、20代や30代の前半くらいまでは、所属していた会社に対して愚痴ったことは何度もあります。 だから、今の20代や30代に対…

「準備」も「努力」も、方向性を間違えると結果は出ない

昨日、東京都が主催する『「東京手仕事」プロジェクト 商品発表会』にて、インタビュアーという大役を務めさせていただきました。東京都が力を入れているプロジェクトだけあり、会場は日本橋三井ホールで、前日に舞台監督による動きのチェックや台本の読み合…