自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

ブランディング

良いモノでなければ、100万人に届けても売れない時代 〜あなたはその1日を「どっち」に使うか?〜

「羨ましいです。発信を頑張っているからですよね」 ニッポン手仕事図鑑は今、大手企業や行政などから、さまざまなプロジェクトの依頼や相談をされる機会が増えました。その状況を見て、冒頭のように反応してくれる人たちがいます。もちろん、褒めてくれてい…

チャンスをつかむ人たちが、いつも“強く”意識していること

ここ最近は会議に、ミーティングに、打ち合わせと、あまりに忙しく、新しい学びを得る機会が減っているので、意識して“新しい学び”を得る機会を増やしています。さっそく脱線しますが、「会議」と「ミーティング」と「打ち合わせ」の違いはなんだろう? とgo…

自分が身につけている「アクセサリー」を、1度外してみよう

「アクセサリー」という表現が適切かどうかわかりませんが、年齢や経験を重ねるごとに、人は自分自身を“守ってくれる”「アクセサリー」を身につけます。その正体は「学歴」や「社歴」と呼ばれるものだったり、「実績(過去の栄光)」と呼ばれていたりもしま…

ちょっとした“遊び心”があるから、記憶に残る

新幹線に乗ったときも、飛行機に乗ったときも、僕は車内誌、機内誌が置いてあれば、必ずぱらぱらとページをめくります。ただの暇つぶしではなく、仕事や出張に役立つヒントが得られることが多いからです。 昨日僕が手にとったのは、FDA(フジドリームエアラ…

“インフルエンサー”と呼ばれる人たちは、「自分は冷蔵庫である」と考えている

「インフルエンサー」と呼ばれるような人たちからはいつも、“鮮度のよい情報”が出てきます。反対に「老害(個人的にこの言葉は嫌いですが…)」と呼ばれている人たちからは、“腐ってしまっているような情報”しか出てこない。ストレートに書くと、時代遅れの情…

「個人メディア」の読者数を増やす方法 〜個人メディアを育てることは、自分自身の広報マンや営業マンを育てること〜

ブログサービスやnoteで「文章」を。YouTubeやTikTokで「映像」を。VoicyやStand.fmで「音声」を。 改めて書くまでもありませんが、今は個人でもさまざまな形で情報発信ができるようになりました。そんな「個人メディア」を持ち、育てていくことは、自分自身…

自由を与えられる人は、「いつか」を捨てて、「今すぐに」を大事にしている

それなりに苦労や大変なこともあるのですが、ちょっと離れたところから見ていると、僕の働き方が羨ましく見えることがあるそうです(と、たまに言われます)。確かに『ニッポン手仕事図鑑』を通して、さまざまな職人さんたちとつながることができますし、全…

「自分メディア」をつくる価値

明後日24日の19時から、Clubhouseで「個人(自分)メディア」をテーマに語ることになりました。僕は動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』や、鹿角のローカルメディア『スコップ』を立ち上げたこともあり、情報発信やメディア論について大学で講義をさせていた…

ホッチキス止めが雑な人は、大事な仕事も雑だったりする

「下積み」と呼ばれるような立場にいる人の中には、大量の企画書や営業資料をホッチキスで止める作業を任されたり、いくつもの資料をひとつひとつクリアファイルに入れたりと、今日も地味な作業をこなしていた人も少なくないと思います。 僕にも当然、地味な…

2度目、3度目の楽しみ方を提案するところまでやって、はじめて「映像」は完成する

僕が仲良くさせていただいている職人さんのひとり、製硯師の青栁貴史さんは、ニッポン手仕事図鑑の新作映像が公開されたとき、ちょっと面白い“楽しみ方”をしています。 ひと言で書くと“2回観る”のですが、1回目は映像は観ないで、作業音や職人さんの言葉を“…

「ブレイク」は、小さな変化からやってくる

数年前の事例で恐縮ですが…。「刻み海苔用ハサミ」と名付けれれた商品が「ハサミ型シュレッダー」と名前を変えた途端、5億円を売り上げる大ヒット商品になったことがありました。他にも「完熟トマト鍋スープ」も大ヒットした商品で有名ですが、発売された当…

「比較」をせずに、魅力を引き立てよう

「伝統工芸」や「農業」、あるいは「地方」もそうかもしれませんが、厳しい状況に置かれながらもその反面、熱烈な支持者がいるカテゴリというものが存在します。 それはそれでとても喜ばしいことなのですが、ただひとつ残念に思うのは、魅力を届けていくとき…

「スイミー」は地域活性の教科書である 〜あなたは誰と一緒に泳ぎますか?〜

もう6年近く前のことになりますが、僕はこのブログの中で『スイミー大作戦』という言葉を使いました。当時、青山学院大学の駅伝の監督、原晋さんが「◯◯◯◯大作戦」というスローガンを発表していて、毎年話題になっていたので、それに便乗して僕は『スイミー大…

その批判は「発信したから」ではなく、発信して“いない”から

僕は今、過去に経験したことのない形で、とある自治体のお仕事にかかわっています。どんなふうにかかわっているかというと、ひと言でざっくり書くと「自治体の各部署から個別に課題や悩みを聞き、アイデアや解決策をただひたすら出す仕事」です。 同じ自治体…

“伝える”ことは、「手間がかかる」こと 〜あのバーミキュラだって、手間をかけたからこそ、大ヒットした〜

今日は自治体の職員さんに向けて、PR戦略の講義とワークショップを開催しました。講師は僕…ではなく、いつも仲良くしてもらっている70seedsの岡山さん。お願いした理由はシンプルで、僕らがやってきたPRとは異なる視点や考え方を職員の方に学んでもらいたか…

なぜ伝統工芸をなくしてはいけないのか? なぜ残していかなければならないと、僕は考えているのか?

このブログの記事は1記事あたり、おおむね600文字程度(長くても1000文字)にまとめることを意識しているので、どこまで深く書けるかわからないのですが…。 今日はたびたび聞かれる「なぜ伝統工芸をなくしてはいけないのか? なぜ残していかなければならない…

「今の会社に不満はあるけど、この仕事だけはやり切りたい!」は、ときに無責任になってしまう

今、自分が働いている環境(所属している企業)に対して、「正直、考え方は合わないし、自分とは方向性も価値観も違う…」と不満を抱きながら、それでも働いている人は少なくないと思います。世界中の経済状況が悪化しているご時世ですし、ひとりひとりに生活…

相手の名前を呼ぶことは、「自分事」にしていく効果を生む

昨年末から決まっていたお仕事があり、昨日、博多織の工房を訪問しました(状況も状況なので行くべきか迷ったのですが、職人さんや関係者の方も「ぜひ!」とのことでしたので、最大限の配慮を持って、お伺いさせていただきました)。 で、ツイートもさせてい…

モチベーションを上げるコツって、何ですか?

今日、新年1発目のトークセッションに登壇しました。いや、参加者の皆さんからの質問も含めて、本当に面白かった。“良い質問”をたくさんいただけたので、自分の頭の中も整理できました。本当にありがとうございました。 さて、そのトークセッションの中で、…

きれいな包装紙の中身が、からっぽになっていないか?

ある人がぽつりとつぶやいたひと言に、僕はハッとさせられました。「『スキル不足』を、ストーリー性とか、コンセプトとか、ブランディングという言葉で誤魔化そうとしている人が多すぎる。そういう人は本当に大事なことがわかっていないし、そもそも“誤魔化…

非言語メッセージが「8割」

たとえば、同じ原稿(内容)のプレゼンテーションをしたとしても、伝えたいことの8割が伝わるAさんもいれば、2割しか伝わらないBさんも確実に存在します。 それは、トークスキルだけの問題でしょうか?僕の答えは、「ノー」です。 1度くらいは聞いたことがあ…

“キツい香水”を、つけてはいないか?

昨日の夕方、久々に高速バスに乗って、長野方面へ向かっていました。約3時間30分の、そこそこの長距離移動。メールを返信したり、ブログを書いたり、Kindleで本を読んだり、ちょっと眠ったりして、有意義な時間を過ごそうと考えていた僕の前に、「強敵」が現…

尊敬される人間性を兼ね備えた「40代の共通点」

40代になった人の、きっと10人中9人が感じているであろうこと。それは、「意外に中身は、20代の(学生の)頃から変わっていない…」ということ。たぶん、皆さん、そう思っていますよね? でも、世の中はだからと言って甘えさせてくれることはなく、そこそこ経…

なぜ、「70点」ではなく、「60点」でリリースするのか?

新しいサービスやプロダクト、あるいはプロジェクトを世の中にリリースするとき、皆さんは感覚的に“何点”くらいまで煮詰めることができたら、リリースするでしょうか? もちろん、理想は100点だと思いますが、でもそれだとリリースまでに時間がかかるし、ス…

大学受験に全滅した僕が、「先生になる」という夢を叶えることができたワケ

今日は久々に、大学で授業を行いました。成蹊大学の皆さん、今日はありがとうございました!はじめてのオンライン授業だったので、なかなかペースがつかめず噛み噛みだったのですが(それはいつものことか…)、オンラインならではの距離感もあり、楽しい時間…

自分の「ラジオ番組」を持つ価値

コロナウイルスの感染拡大が進む4月22日、「こんなときだからこそ、チャレンジできることを!」と、僕は『ラジオ版「自分の仕事は、自分でつくる」』というラジオ番組をリリースしました。 改めて書くまでもなく、「やってみなはれ(サントリーの創業者、鳥…

その仕事は「あなた」に来た仕事ですか? 「都合のいい人」に来た仕事ですか?

『言われたことの範囲内でモノを考えていくのは楽だ。しかし、それだと自分じゃなきゃダメという仕事にならない可能性がある。自分の可能性を潰していることもある。99%固まってしまっている企画であっても、そこに1%の自分らしさを出そうとあがくことは大切…

「俺たちのほうが仕事ができるのに!」と愚痴る前に、まず冷静に「原因」を考えよう

僕は今、「ライバル」と呼べる存在までどんどん巻き込み、仕事をしていく! というスタンスを公言しています。そのほうが面白いし、目指すゴールにも早く到達でき、想像している以上の大きな成果を上げることができるから。 でも、日々仕事をしていると、僕…

ニッポン手仕事図鑑は「80本の映像がある動画メディア」ではなく、「6年の歳月をかけて育った動画メディア」である

ニッポン手仕事図鑑は「80本の映像がある動画メディア」ではなく、「6年の歳月をかけて育てた動画メディア」である。同じニッポン手仕事図鑑を語るにしても、僕は後者の表現をとても大事にしています。なぜか、おわかりになるでしょうか? 正解は、前者は「1…

「アップデートのお知らせ」を、していますか?

パソコンやスマートフォンを日々使用していると、それこそ毎日のように、「新たに『◯◯◯機能』を追加しました」「軽微な不具合を修正しました」「サービスの安定性を向上しました」「◯◯◯強化のための機能改善を行いました」といったメッセージとともに、OSや…