自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

コミュニケーション

すべては「1/3」に薄まる 〜伝え方が下手くそな僕のコミュニケーション術〜

僕が最近、強く…そしてときに悲しくなるくらいに痛感していること。それは、『伝えたいことはすべて、「1/3」に薄まる』ということ。 たとえば、情報過多の時代における情報発信(=プロモーション)。自分自身ではしっかりと届けていたつもりでも、その想い…

ネットの情報は、“誰かの好都合”でつくられている

「人に聞く前に、まずは自分で調べてみろ!」上司や先輩に、そんな指導を受けたことがある人も少なくないと思います。 情報収集(検索)にもスキルがあるので、その指導は間違っていないと思いますし、まずは自分でインプットして、そして自分なりの答えを考…

アンケートは聞くタイミングや聞き方を間違えれば、「危険なデータ」になる

つい先日、僕が思わず首を傾げてしまった出来事。教育業界で影響力を持つ人が、あるアンケートデータを拾ってきて「こんなアンケート結果が出る日本に未来はない! 終わった! 日本人はヤバい!」とSNSで発信していたのですが、よくよく見てみると、聞いてい…

あなたにチャンスを与えてくれる人が、「何をやってきたか(経験や実績)の話」よりも聞きたいこと

新しいビジネスチャンスを掴むとき、あるいは自分自身を売り込むようなとき、多くの人は「何をやってきたか(経験や実績)」について話をしようとします。でも、聞きたいことはそこではなかったりする。 そう、「何をやってきたか(経験や実績)」は過去の話…

わからないことを、「わからない」と即答する信頼貯金

今日は終日、ほぼ絶え間なく打ち合わせが続いたのですが、そのいくつもの打ち合わせの中で幾度となく、「やっぱり、ここは大事だよなー」と思ったことを共有させていただきます。 それは、打ち合わせや商談中、相手から質問をされて、その場で答えられない状…

「面白い仕事」がやってこないときの、一番の解決方法

先に書いておくと…。もし、今日の記事をタイトルを読んで、効果的なテクニック論や立ち回り術を期待されている人がいたら、おそらくがっかりされます。予めご了承いただき、読み続けていただければと思います。 では、続けます。 「あの人には面白い仕事がど…

仕事・人脈・成長の可能性を潰す「5つの単語」

先日、あるビジネス誌を立ち読みしていたら(雑誌名をメモしておくのを忘れてしまった…)、仕事・人脈・成長の可能性を潰す『5つのD』というものが紹介されていました。『5つのD』? 仕事・人脈・成長の可能性を潰す単語? 皆さんはどんな『D』を思い浮かべ…

「仲間力」がある人とは、“送りバント”ができる人

今日の朝、新幹線の中で『ルフィの仲間力』という本を読んでいる人を見かけたので、「仲間力」というキーワードについて書いてみたいと思います。 「仲間力」という言葉自体は造語(…ですよね?)なので、解釈はひとりひとり違うと思いますが、僕は「仲間力…

「クオリティにも種類がある」という話と、「営業メールで成果が出ない人」の話

最近、ニッポン手仕事図鑑のもとには、つながりのない映像制作会社からの営業メールがバンバン届きます。内容は言うまでもなく、「私たちが御社(ニッポン手仕事図鑑)の映像を制作します!」というもの。その時点でニッポン手仕事図鑑の体制やスタンスを理…

自分の仕事をつくるときに大事なのは「How」よりも「◯◯」を大事にすること

「自分の仕事を、自分でつくる」そのために欠かせないのは、そう、営業活動です。 「営業は嫌だ! やりたくない! という人もいるけど、フリーランスのデザイナーだって、士業の人だって、自分が営業マンにならなければ、お仕事はつくれない」そんなふうに語…

「営業力を高める」とは、「◯がある」ということ

『今でこそ、「通販の女王」といっていただけるようになりましたが、最初は全く売れなかったんです。特にジュエリーが売れなかった。私はプライベートでジュエリーをつけることがほとんどなく、本当のジュエリー好きではないということを視聴者に見透かされ…

「終わりをデザインすること」を忘れていませんか?

googleで「最初が肝心」と検索すると…このブログの記事が1位表示されます。なぜ、このブログの記事がトップに出てくるのか? 正直、大した記事ではないのですが、それはきっと、僕の「最初が肝心」へのこだわりや執念がこめられているからかもしれません…と…

「買う決断ができるポイント」と「買ったあとに満足できるポイント」の感覚

今日は終日、スケジュールがめちゃくちゃタイトで、さらに大事なプレゼンも予定されていたので、昨夜は早めに寝て、十分に睡眠をとらなければならなかったのですが…。 僕は夜中の3時近くまで、ある資料を作成していました…。その資料とは、新しいサービスの…

毎日ブログを書く価値と、コミュニケーション能力を上げる話

過去に何度も「毎日ブログを書く価値」について、さまざまな視点から書いてきましたが、「で、結局はどんな価値があるの? 何のためにやっているの? ひと言で答えてみてよ!」と聞かれたら、僕はズバリこう答えます。 「自分を磨くため」 もちろん、このブ…

サービス精神とは、自分へのサービスなのかもしれない 〜母親から学び、これからも真似したいこと 〜

ゴールデンウィークはやはり「仕事のことなんて、今は忘れたいんだよ!」という人が多いのか、いつもよりアクセス数が少ないので、今日は僕も少し力を抜いて、緩めのネタを(いや、いつもとそんなに変わらないか…)。 僕はどちらかというと、性格は母親似(…

あなたも知らず知らずのうちに、「失注」している…かもしれない

少し前に、興味深いツイートを見かけました。 ある人が「テイストが素敵! イラストをお願いしたい!」と心から思えた絵描きさんを見つけ、ホームページから依頼しようとしたところ、予算と納期が書くところがあったそうです。ちなみにチェックボックス等の…

「当たり前」を、徹底的に共有することを“当たり前”に

たとえば。「産地の職人さんにとっては、1ヶ月で1000個売れるヒット商品があれば、嬉しいに決まっている!」という売り手側の“当たり前”。 それに対して、「いや、1ヶ月でそもそも1000個もつくれないし、ひとつのヒット商品をつくり続けると、他の商品がつく…

あなたのフルコースは、誰も望んでいない

ニッポン手仕事図鑑はこの1ヶ月、行政や民間企業を問わず、数多くのプレゼン(ご提案)の機会をいただいています。本当にありがたいことなのですが、特にここ数週間は話している時間が長すぎて、あごと脳みそが少々お疲れ気味です…。 それはさておき。プレゼ…

心に響かないプレゼンをする人

ニッポン手仕事図鑑は今、自治体や民間企業を問わず、さまざまな地域の方にプレゼンをしています。そして逆に、自治体や民間企業はもちろん、個人の方からもプレゼンをされる機会も増えてきました。 そんな中で今、強く、強く思うこと。 今日のブログのタイ…

「話が長くなる人」の特徴 〜◯◯と△△がないと、話は長くなる〜

今日は話が長くなってしまう人の特徴を挙げる…ではなく、自分自身が「どんなときに話が長くなってしまうのか?」という視点から、話が長くなる人の特徴とは何か? を考えてみたいと思います。 皆さんも日々の仕事の中で、書面ではなく、口頭で何かを伝える機…

「30歳の自分」が持っていなくて、「40歳の自分」が持っていたもの

今、僕と同世代の40代の皆さんに質問です。「30歳の自分」が持っていなくて、「40歳の自分」が持っていたものとは?そう問いかけられたら、何と答えるでしょうか? 僕の答えは、「頼れる“強さ”」です。 30歳のときの自分を振り返ってみると、誰かに頼ったり…

相手の口から出てくる言葉は、すべて「ヒント」である

今年からニッポン手仕事図鑑のメンバーに加わってくれたプランナーのFさん(名前を伏せないといけないわけじゃないのですが…)。異業種からの転職ということもあり、企画書を書くたびに、打ち合わせに同席するたびに“新しい発見”がある日々を過ごしています…

学生の「教わる」と、社会人の「教わる」は、まったく別物 〜報酬をもらわなくても、自分に教えてくれる人たちへの恩返し〜

「教わる」教えてくれる誰かがいるからこそ、人は教わることができて、成長することができます。仕事に限らず、成長が実感できるからこそ、物事に対してやりがいを持てたり、楽しさを感じたりもする。教えてくれる人の存在は、とてもありがたいものです。 今…

地方へ行ったとき、お土産を買いたくなる売り子のおばちゃん

実は今、山口県にいます。2021年のうちに47都道府県制覇を企んでいるのですが、山口県は44都道府県目。残りは鳥取県、高知県、香川県です。(メンバーには内緒で)破格でお仕事をお受けするので、鳥取、高知、香川の皆さま、ぜひ僕を呼んでください…。お待ち…

アイデアマンになれる人と、なれない人の違い

アイデアマンと呼ばれる人は、「言葉で伝える力を持っている人」です。もっと詳しく書くと、「ひとつひとつの言葉を丁寧に扱える人」。 なぜか?アイデアマンと呼ばれる人たちは、アイデアによって「“誰”の課題を解決するか?」が明確に見えている。「世の中…

言葉が聞き取れなくなった大人たち 〜伝える側の問題と言うけれど〜

今日書くことは、決して誰かをディスりたいわけではありません。予めご理解いただけると幸いです。 最近、音声SNS&コンテンツの今後の活用方法やオンラインでのよりよいコミュニケーションをするためには? を考えるために、“ある実験”をしていました。 カ…

今、あなたの目の前に『1万円』と『ペットボトルの麦茶』と『鮭のおにぎり』があります。どれかひとつをプレゼントすると言われたら、何をもらいますか?

突然ですが、質問です。「今、あなたの目の前に『1万円』と『ペットボトルの麦茶』と『鮭のおにぎり』があります。どれかひとつをプレゼントすると言われたら、何をもらいますか?」 「そりゃ、1万円でしょう!」そんな声がハッキリと聞こえてきました。僕も…

“あの人”と僕を、つなげてくれた人がいる

“あの人”と一緒に仕事ができて、嬉しい。“あの人”と一緒にお酒が飲めて、楽しい。 本当にありがたいことですが、僕の日々の中にもそう思える瞬間があって、心からそう思える“あの人”たちがいます。でも、そんな“あの人”がいるのは、そう、あの人と僕をつなげ…

教育とは「教えること」ではなく、「利用してもらうこと」なのかもしれない

「着物の文化を子どもたちに届けたいなら、歴史や技術の素晴らしさを“教える”んじゃなく、まずは『着てもらう機会』をつくればいい」 昨日、伝統工芸関係のClubhouseのRoomに招かれ、さまざまな業種の職人さんのお話に耳を傾けていたら、ふと、ある職人さん…

その批判は「発信したから」ではなく、発信して“いない”から

僕は今、過去に経験したことのない形で、とある自治体のお仕事にかかわっています。どんなふうにかかわっているかというと、ひと言でざっくり書くと「自治体の各部署から個別に課題や悩みを聞き、アイデアや解決策をただひたすら出す仕事」です。 同じ自治体…