自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

コミュニケーション

「今、何を決めるべきか」をハッキリさせて、会議をしているか?

「今、何を決めるべきか」をハッキリとさせないまま(あるいは、ハッキリさせているつもりになっているだけで、実はハッキリさせていない状態で)、会議や打ち合わせをしている人は少なくありません。いや、むしろ多くの人がそんな会議や打ち合わせをしてい…

「あなたの価値を低く見る人たち」から、どこまで逃げればいいのか?

ここ最近、これに似たような話をよく耳にします。「あなたの価値を低く見る人たちからは、早く離れた(逃げた)ほうがいい。立ち位置や関わる人を変えることで、人生はもっと生きやすくなるし、あなたの人生にもスポットライトが当たるはずだから」と。 先に…

なぜ、僕の「他者評価」と「自己評価」はズレるのか?

僕はよく周囲の人から、こんなふうに評価していただきます。「相当、先々をあれこれ読んで考えて、仕事をしているよね」と。 ただ、素直にお話をすると、僕の自己評価は「直感でとにかく動きながら仕事をしている」です。先々をあれこれ“読む”ことは全然でき…

自分の言葉に、説得力を持たせる準備をしているか? 〜プレゼンは「実績ではじまり、情熱で締める」が大事〜

ニッポン手仕事図鑑は今、あらゆるプロジェクトを同時進行で行っているのですが、これらのプロジェクトはボランティアではないので、“資金”が必要になります。つまり、提案するプロジェクトの価値(=結果を出せる手応え)を、提案する行政や民間企業に感じ…

職人さんと素早く打ち解ける方法

昨日今日と、長野県塩尻市で後継者インターンシップ(今回は商品開発編でした!)を開催していたのですが、この1年間、全国各地のインターンシップ開催中に、僕が何度か言われたこと。 「職人さんと、打ち解けるまでが早い」 そう言われてみると、確かにそう…

“相手の時間を奪う”コミュニケーションをしてしまう人

SNSを眺めていると、「電話は時間の無駄だ! だから、電話には出ない!」と熱く語っていらっしゃる人がいます。僕は電話でのやりとりをそこまで毛嫌いしていませんし、時間の無駄にも神経質なほうではないのですが、でも「相手のコミュニケーションコストを…

自分の口から出てくる言葉が、現在の自分の環境をつくる

「運がない…」「流れが悪い…」「環境に恵まれていない…」と、日々の生活の中で悶々と思い続けながら生きている人は少なくないと思います。僕もこれまでの人生の中で、その時々でそんな呪詛をつぶやきながら、苦しい思いをしていたことが多々ありますが、そん…

負けを受け入れることの大切さ 〜子どもは小学校に入るまでに、どんな力を身につけておけばいいか?〜

「小学校に入るまでに、どんな力を身につけておけばいいか? と聞かれたら、『遊びのルールが守れること』『負けを受け入れられること』が大事だと答える。人間関係を構築していくうえで、これができないと厳しい」僕のスマホのメモに残っていた、誰かの言葉…

お客さんに「あの人に頼りたい! 相談したい!」と思ってもらえる人が、“自然に=無意識に”やっていること

先日、実家の両親から「自家用車の鍵をなくしてしまったので、(僕が念のために預かっている)スペアーキーを送ってほしい」という連絡が入りました。すぐに送ってあげたので両親が困ることはなかったのですが、問題はそのあと。困ったことに今、ホームセン…

口先だけの「応援します!」に、なっていないか?

僕も普段から言っているし、きっとこのブログを読んでいる人も、結構な頻度で言っているであろう言葉。 「応援しています!」 あくまでも僕自身の過去の経験に基づく持論であり、決して正しいと主張するつもりはないのですが、「『応援する』とは、行動が伴…

掘って、掘って、掘りまくって、金脈を掘り当てる 〜自分の中にある“金脈”を、埋もれさせないために〜

僕は一昨日の朝、仲のよい(そして僕自身が大好きな)南部鉄瓶の職人さんに電話取材をしていました。ある資料を作成するためのヒアリングだったのですが、約1時間という限られた時間の中で、僕は“職人さんの頭の中で眠っているモノ”を、掘って、掘って、掘り…

「質問することが怖い…」と、ついつい思ってしまう人へ

誰かに話を聞くとき、「この質問は、(相手に対して)失礼じゃないか?」と過剰に怖がってしまい、質問ができなくなってしまう人は意外と多いものです。たとえば、学生さんが職人さんに話が聞ける! という絶好のチャンスが到来したときも、「職人」というお…

ひとりの人を喜ばせることができなければ、100万人を喜ばせることはできない

放送作家の小山薫堂さん。僕が尊敬しているビジネスマンのひとりです。いきなり話が脱線しますが、憧れの小山さんがパーソナリティを務める『SUNDAY’S POST』に出演させていただいたのは、もう2年前。昨日のことのように覚えていますが、月日が流れるのは早…

自ら動いてチャレンジしていない人に、チャレンジするチャンスを誰も与えない

2022年1月で(つまり今月で)、ニッポン手仕事図鑑はリリースしてから7年が経ちました。そして、1月23日には法人化3周年を迎えます。たくさんの人に支えられ、励まされ、何とかここまで来ることができました。本当にありがとうございます。 たった5万円の新…

コミュニケーション力(文章力)の正体

「コミュニケーション力」「文章力」という言葉を聞くと、多くの人は流暢にトークし、話を途切れさせないスキルだったり、表現がきれいで、読みやすいリズムのよい文章を書くスキルだと解釈する人がほとんどだと思います。もちろん、これは全然間違ってはい…

「名前を呼ぶ」ことの大切さ

年が明け、仕事がはじまってすぐに、僕はお世話になっている方々へ年始のご挨拶を兼ねたメールを送りました。 できることなら、ひとりひとり、1通1通、しっかりと書いて送りたいわけですが、残念ながらその数は4桁にもなるので、さすがにそれは難しい…。なの…

正当な評価って、なんだろう?

「正当な評価」今年、この言葉を耳にする機会が多かったような気がします。そして、耳にするたびに、いつも少し違和感を覚えていた言葉でもあります。だからこそ、自分の中に強めに残っているのかもしれません。 確かに今の世の中には、正当に評価されず、苦…

僕が今年、ひそかに意識していた、本当に“小さな”こと

僕が去年から「なかなか難しいなぁ…」と感じていたことのひとつが、マスクをつけた状態でのコミュニケーション。「目は口ほどに物を言う」とは言いますが、マスクをしているとき、目だけでなかなか相手の表情(感情)は読み取りづらい。言い換えると、自分の…

結局、会って話すことに勝るものはない

先週の木曜日から8日間、愛知県→岡山県→島根県→広島県と巡ってきました。素敵な出会いが想像以上にたくさんあって、美味しい料理と日本酒もいただき、いくつもの息をのむ景色を眺めることができて、とにかく“心が心地よく動いた”8日間でした。もちろん、大事…

「自分に興味を持ってもらう」と、「自分の心に正直に生きる」は、イコールだと僕は考えている

昨日たまたまふらりと立ち寄った、島根県浜田市の立呑「TOMOJI」。多くは語りませんが、最高のお店でした。料理や日本酒はもちろん、とにかく店主(と、お店の誕生ストーリー)が素敵で、笑いのセンスも抜群で。浜田市に行く機会がありましたら、ぜひ立ち寄…

「“心理戦”でヒューマンエラーが起きないようにできないか?」を実験する

ここ半年くらいの間、僕はある(しょーもない)実験をしていました。どんな実験かというと、ホテルの大浴場へ行ったとき、大浴場入口の靴箱に置いた自分の部屋から履いていったスリッパを間違って持っていかれないようにするためにはどうすればいいか? とい…

ヒットを生み出すインプットの極意

「ヒット商品やサービスを生み出すためには、どんなインプットをすればいいと思いますか?」ごくごくたまにですが、そんな質問をされたりします。 「職人 日本」「職人 手仕事」でgoogle検索すると1位で検索される「ニッポン手仕事図鑑」は(手前味噌ですが……

「ひらめき」と「アレンジ」は、同じように見えて全然違う

何が入っているかまったく想像できない“他人の冷蔵庫”をパッと開けて、そこにある食材だけでパパっと料理をつくってしまう。ドラマやCMなどでよく見かける光景です(現実ではあまり遭遇したことのないシーンですが…)。 なぜ、その人は目の前にある食材だけ…

自分と相性が悪い人を見極めておく

今日、この記事で例に挙げる属性の人を一切否定するつもりはなく、関わりたくないと思っているわけでもないということを、まず最初に強くお伝えさせていただきます。 それでは、はじめます。 相手が良い、悪いでなく、自分が正しい、間違いという話でもなく…

「誰からも嫌われたくない」と思うから、嫌われる

これはよく言われていることですが、人から嫌われる人は「誰からも嫌われたくない」と思う人で、言い換えると「誰からも嫌われたくない」と思っている人は周囲の人から嫌われる。心理学でもごくごく普通に語られていることだったりします。 詳しくはネットで…

40代になったら、自分のキャラや性格は変えられないから「磨いていく」と考えてみる

タイトルそのままで、それ以上でもそれ以下でもないのですが、44歳になった僕が40代になったばかりの頃に真剣に考え、いい意味で開き直って決めたこと。今日はそんなお話を。 30代はもちろん、40代にもなると「リーダーは」「管理職は」「40代は」という主語…

僕らの発信する情報は、基本的には「届くわけがない」と考えよう

先週、渋谷駅の山手線内回りホーム拡幅に伴い、線路切り換え工事が実施されました。期間中、内回り電車は池袋―新宿―大崎間で運休。JRが発足した1987年以降、運休時間は今回が過去最長だったそうです。まさに、多くの人の足が奪われた52時間(約2日間)。テレ…

面白い仕事の多くは、「このルート」からやってくる 〜他者との差別化よりも大切なこと〜

ここ最近、個人的にもニッポン手仕事図鑑としても、面白さとやりがいを感じられる新しい仕事をポツポツといただいています。本当にありがたいです。これらの仕事を通して得られた経験や実績が未来を切り拓いてくれると思うので、それはもう全力で取り組み、…

一緒に仕事がしたい! と思われる人は、人と「同じ行動」「同じ発言」をしても“レバレッジ”が効く

「これからもずっと一緒に仕事がしたい!」周囲の人たちからそう思われている人がいます。さて、どんな人でしょうか? もちろん、理由はいくつもあると思いますが、「たったひとつの共通点」として僕が今挙げるとしたら、それは「ポジティブな人」です。「思…

イライラする人ばかり、周囲に集まってしまう人

「イライラする人に振り回されないようしよう! イライラする人からは、すぐに逃げよう!」ここ数年、そんな発信が多くなり、「そうだ!そうだ!」と共感する人も増えてきました(というか、昔からか…)。 それは僕も賛成で、すぐにイライラする人に精神を削…